福岡発!世界初の『光マイクロバブル技術』ミクロの世界で作り上げる唯一無二のドッグフード!&高級オーガニックコットンを使ったジャケット&パンツ――家業アトツギ支援 ISSIN 2nd #4
2代目開発!超微細光バブルでペットフード/ナノプラネットネビュラ(福岡市)
犬のトリミングサロンで今話題になっている商品「ペット専用温浴洗浄装置」。浴槽に少量のシャンプーを入れてお湯と一緒に光マイクロバブルという泡が発生する装置で循環させて犬を洗います。手やブラシでこすらずシャワーで洗い流すだけで、皮膚や毛の汚れが落ちるという画期的な技術。光マイクロバブルの泡は普通の泡の10分の1という極小サイズ。この泡が毛穴まで入り込み、汚れを落とします。ワンちゃんの皮膚は人間の1/3ほどの薄さで非常にデリケート。この光マイクロバブルで洗うことにより皮膚への負担が圧倒的に少なくなる!と、この装置を売り込んでいるのが2代目アトツギの大成由音(よしと)さん、37才。由音さんの風貌は敬愛するXJAPANのYOSHIKIさんの影響。父の技術を使った商品やサービスを発信するために2年前福岡市で会社を起業。そして今回ISSINに参加しました。
実は、”光マイクロバブル”は由音さんのお父さんが発明した世界初の技術。工学博士でもあるお父さんの大成博文さんは長年マイクロバブルを研究。1995年に”光マイクロバブル”を発表し、世界32カ国で特許を取得。暮らしに役立つ様々な技術を開発してきました。2代目の由音さんはこの技術に未来を感じ、大学を卒業後研究員となり、父の会社で一緒に開発に携わってきました。
この光マイクロバブルの中に手を入れてみると、温泉の炭酸泉のように泡がびっしりと付着。毛穴に入り込み超微細な気泡で血行を促進し、体を温めます。さらに気泡表面の界面活性作用で皮膚汚れを吸着する高い洗浄効果があるのだとか!
そして、光マイクロバブルはどんどん小さくなり、内部の圧力が高まって最後は破裂して消滅、水に溶けてしまいます。この消滅の際、光と熱を放ち気泡の空気と水が反応して、肥料などで使われる窒素系アンモニアを作り出すのだそう。光マイクロバブルを使った水耕栽培では成長促進作用が確認されており、植物が早く大きく成長。牡蠣の養殖でも実が大きくなったりと、農業、漁業、医療など様々な分野で応用が可能な技術なんです。
この光マイクロバブルの中に手を入れてみると、温泉の炭酸泉のように泡がびっしりと付着。毛穴に入り込み超微細な気泡で血行を促進し、体を温めます。さらに気泡表面の界面活性作用で皮膚汚れを吸着する高い洗浄効果があるのだとか!
そして、光マイクロバブルはどんどん小さくなり、内部の圧力が高まって最後は破裂して消滅、水に溶けてしまいます。この消滅の際、光と熱を放ち気泡の空気と水が反応して、肥料などで使われる窒素系アンモニアを作り出すのだそう。光マイクロバブルを使った水耕栽培では成長促進作用が確認されており、植物が早く大きく成長。牡蠣の養殖でも実が大きくなったりと、農業、漁業、医療など様々な分野で応用が可能な技術なんです。
その光マイクロバブルをより身近なものにとペット事業に注目し、開発されたのが先ほどでてきたペット用の洗浄温浴装置。そして2代目がISSINの支援を受け、開発した商品が”光マイクロバブル”を練り込んだドックフード「THE ONE」。ソーセージのように柔らかくて食べやすいミートスティック。実は無類のワンちゃん好きの由音さん、犬の毎日のケアは毎日の食事からということで気づいたら作り始めていたそうです。犬の体質にあったたんぱく質を選び、添加物や穀物は一切使用せず、材料は各部位の豚肉と光マイクロバブルの水のみ。光マイクロバブルは食材のたんぱく質の結合を強くするという特性があり、材料をまとめるつなぎになっています。
その光マイクロバブルで作った「THE ONE」さっそく試作品をワンちゃんが試食!「もう止まらない!」という感じでアッという間にたいらげてしまいました~。最近は食物アレルギーを発症する犬も増えているということで、家族であるワンちゃんの健康寿命を延ばしたいという2代目の思いで作られた商品です。
その光マイクロバブルで作った「THE ONE」さっそく試作品をワンちゃんが試食!「もう止まらない!」という感じでアッという間にたいらげてしまいました~。最近は食物アレルギーを発症する犬も増えているということで、家族であるワンちゃんの健康寿命を延ばしたいという2代目の思いで作られた商品です。
4代目の妻が開発!久留米絣の育てる日常着/野村織物(広川町)
続いてのアトツギ企業は福岡県広川町、創業125年の久留米絣の老舗「野村織物」。
ISSINに参加したのはなんと4代目の妻、さやかさん。息子の圭吾くんが6歳の時、卒園アルバムで「かすりさんになりたい!」とアトツギ表明してから、知識や経験がなかった自分が息子につなぐためにどんなことにしたらよいかを考え、今回ISSINに参加を決意。夫の4代目周太朗さんが全面的にバックアップしてくれています。
築80年の母屋には久留米絣の今風の雑貨や洋服、反物が所せましと並んでいます。
色・柄、常時200種類以上揃っており、反物は1mから販売しています。ゼブラ柄やシャボン柄など珍しいデザインのものも。自社で糸から染めて織りあげているので色は無限なんだとか。
ISSINに参加したのはなんと4代目の妻、さやかさん。息子の圭吾くんが6歳の時、卒園アルバムで「かすりさんになりたい!」とアトツギ表明してから、知識や経験がなかった自分が息子につなぐためにどんなことにしたらよいかを考え、今回ISSINに参加を決意。夫の4代目周太朗さんが全面的にバックアップしてくれています。
築80年の母屋には久留米絣の今風の雑貨や洋服、反物が所せましと並んでいます。
色・柄、常時200種類以上揃っており、反物は1mから販売しています。ゼブラ柄やシャボン柄など珍しいデザインのものも。自社で糸から染めて織りあげているので色は無限なんだとか。
敷地内には2つの工場も併設。野村織物の魂である”染め”の担当は夫である4代目の周太朗さん。「くくり」はまさに熟練の職人技。くくった部分が染め上げた後の柄になります。染め上がった糸を織る工場では、3代目の父・哲也さん(77歳)が現役で働いています。図案からち密に計算された柄通り、職人の手で反物に織りあげていきます。トヨタ自動車の始祖豊田佐吉が発明した100年前の織り機が今も現役で活躍中。
その機械のメンテナンスも3代目のお父さんの担当。機械と共に伝統をつないでいます。その3代目から見た4代目の妻さやかさんは企画力・発信力・デザインセンスも抜群!と大絶賛!良いお嫁さんが来てくれたと大変喜んでいらっしゃいました。
その機械のメンテナンスも3代目のお父さんの担当。機械と共に伝統をつないでいます。その3代目から見た4代目の妻さやかさんは企画力・発信力・デザインセンスも抜群!と大絶賛!良いお嫁さんが来てくれたと大変喜んでいらっしゃいました。
義理の父と夫、そして職人さん達の久留米絣の技術を集結し、4代目の妻がISSINの支援を受けて開発した商品は、「リラックジャケット&パンツ」。女性のSから男性のMまで調整できる男女兼用のデザインで1サイズ展開。パンツもゆったりシルエットで前後に深めのポケットが付いています。家着でゆったり着たり、カジュアル着として街中へ出かけることもでき、ソフトスーツとして仕事着にもなります。TPOに合わせて変身できる万能アイテム。オーガニックコットンの久留米絣で軽くて肌触りが優しく、丈夫で長持ち!長く着れば着るほど風合いが増すのも久留米絣の魅力の1つなので、「着ながら生地を育てる日常着」がコンセプトとなっています。生地が育ったらパジャマにすると寝心地もバツグンなんだとか。220年以上の歴史を持つ久留米絣。多くの人がかわいいなあ~と、もっと欲しくなる気持ちをもってもらえるように作ることがさやかさんの目指すところ。未来の5代目・圭吾くんもそんなお母さんと一緒に新しい久留米絣を作ってくれることでしょう!
いま少子高齢化で中小企業の後継者不足が深刻化しています。そこで注目されているのが若い世代が後を継ぐことで家業を発展させる事業改革!
福岡県は「事業後継者であるアトツギ」を対象に、世界で勝てるホンモノの商品開発を目指すプログラム“ISSIN”を2021年7月にスタートさせました。
いま少子高齢化で中小企業の後継者不足が深刻化しています。そこで注目されているのが若い世代が後を継ぐことで家業を発展させる事業改革!
福岡県は「事業後継者であるアトツギ」を対象に、世界で勝てるホンモノの商品開発を目指すプログラム“ISSIN”を2021年7月にスタートさせました。
“ISSIN”とは?
ISSINとは、「事業後継者であるアトツギ」を対象に世界で勝てるホンモノの商品開発を目指す福岡県のプログラム。名だたる企業経営者がアドバイザーを務め、クラウドファンディングによる資金調達を目指します!
福岡県の担当者に、去年の実績を聞いてみると…?昨年は全部で9社がクラウドファンディングサイト「マクアケ」に出店。目標金額を達成する企業が続出し、目標金額の17倍を達成する企業も現れました。
その結果を受けて、ISSINは2022年7月から“ISSIN 2nd”として2度目のスタートを切りました。今回はアトツギ企業8社が参加しています。
各社の開発商品は2月14日からクラウドファンディングが開始され、「マクアケ」のサイトから一般の方も購入することができます。
福岡県の担当者に、去年の実績を聞いてみると…?昨年は全部で9社がクラウドファンディングサイト「マクアケ」に出店。目標金額を達成する企業が続出し、目標金額の17倍を達成する企業も現れました。
その結果を受けて、ISSINは2022年7月から“ISSIN 2nd”として2度目のスタートを切りました。今回はアトツギ企業8社が参加しています。
各社の開発商品は2月14日からクラウドファンディングが開始され、「マクアケ」のサイトから一般の方も購入することができます。
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