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【特集】Be colorful. SDGs×キテンゲ  今、1枚の布が伝えたいこと

☆主人公は太宰府市在住の岡本望さん(2児のママ)・現在ルワンダ在住の山田美緒さん(2児のママ) (2人は大学時代のフラメンコサークルの仲間)

ある日、山田さんから岡本さんにあるプロジェクトの話が・・・
「ルワンダと日本で、オシャレとシアワセをはんぶんこしよう」

☆プロジェクト名は「DRESS FOR TWO」

アフリカの布地「キテンゲ」は1枚6ヤード(約5・7m)。洋服1着を作るのに必要なのはその半分3ヤード。
そこで、ルワンダ&日本の女性で1枚のキテンゲをはんぶんこで使おう・・・という取り組み。
ルワンダの月収は3,000円。ルワンダで服を仕立てるとなると1,000円以上かかることから、
ルワンダの女性は洋服を買うことができず古着を愛用している・・・オシャレをあきらめている。
そこで1枚のキテンゲの料金を、日本の女性が8割以上負担(20,000円)
ルワンダの女性は200円程度払うことで、お互いが好きなキテンゲの洋服を買うことができるという仕組みを整えた。
一見これは不平等に見えるが、平等だ。=ルワンダの女性もオシャレをあきらめてほしくない、女性として輝いてほしい!

◆Dress for Two
・エプロン・・・1万2,000円~
・ワンピース・・・2万4,000円~
・小物・・・1,100円~
※オンラインショップで購入可能
Dress for Two←検索

☆香蘭女子短期大学

香蘭女子短期大学ファッション科の教授と生徒たちがこのDRESS FOR TWOのプロジェクトに目をつけた。
ルワンダのテーラーと、現地の女性たちに、縫製技術を教えたい、との申し出が。
生徒たちは、その縫製技術を紙や動画にし、ルワンダに送ることに。

☆ルワンダの女性たち

男女平等を掲げた国であるが、まだまだ女性軽視が強い国、女性は家庭にいるものだ!という男性ばかり。
特にシングルマザーが多いとか。
学歴や手に職のないママたちは、仕事に就くこともできず日雇いや、
道の掃除をしてその日その日を生きている。
赤ちゃんには粉ミルクを飲ませることもできず牛乳を飲ませている。
そんなルワンダの女性たちの手に職を与えようと香蘭の学生たちが、
ミシン要らずの小物作りなどを今後教えたいと申し出が!!新たなプロジェクトが動き出した。

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