今や全国クラス!美味いっぱいの福岡&博多グルメ・県民も知らない「食べれば食べるほど増える麺」「必ずむせるポン酢」の謎!?
新企画『火曜日のゴリけん』。水曜日ではなく、火曜日にゴリけんが福岡にまつわる様々な説を検証していくというコーナー。ゴリけんはロケが始まるまで内容を全く知らされていない状態での体当たり企画です。
牧のうどんの麺、うどん界一、出汁吸う説
第1回目の今回は「福岡グルメにまつわる説」がテーマ。
まずは「牧のうどんの麺、うどん界一、出汁吸う説」を検証。
福岡の県民食の「うどん」。「牧のうどん」「資さんうどん」「ウエストのうどん」がその代表格で、中でもマニアがいるほど超個性的なのが「牧のうどん」。牧のうどんの麺は太麺で、ゆでた後に水で締めることはない。よって外はふっくら、中はもちもちの食感に。その麺はスープを吸って膨れ上がり、食べてもなくならないというのは福岡県民の間ではある意味常識の話。
検証前にゴリけんが牧のうどんを食す。やはり食べても減らず、逆に増えているかのような魔法の麺。
ということで早速検証開始!
どれだけ出汁を吸ったかのを実際に調査
牧のうどんの麺がどの程度の量の汁を吸収するかを調べるため、「軟めん」「中めん」「硬めん」それぞれの重さを測定。その後汁を注ぎ、15分後に再度計量して増加量を調べることに。その結果「軟めん」「中めん」では2gの増加、「硬めん」では4gの増加とさほど変わりはない。また、市販の麺と牧のうどんの同じ量の麺を同じ出汁の量に1時間浸したところ、これまた変わりない。つまり牧のうどんの麺が特別汁を大量に吸っているわけではないということが判明したのだ。
ではなぜ、食べても増え続けるという錯覚が起きるのか?(株)釜揚げ牧のうどんの山田さんに聞いてみたところ「増えたように感じるのは錯覚で、他のうどん屋さんに比べて麺の量が倍入っている」という事実が!一般的なうどん屋さんの250gの量に対し、牧のうどんでは約500gの麺の量なんだとか。要するに牧のうどんの麺の量は一般的なうどん麺の倍あるため、食べても食べても増えているという錯覚に陥るわけなのだ。
「検証結果:牧のうどんは腹にたまる」
そしてもうひとつ
「検証結果:牧のうどんとは牧(という地名)にできたうどん店」
おいしい裏には困難ある説
2つめの検証「おいしい裏には困難ある説」。小籠包やイカスミパスタなど美味しいのにすんなりとはいかないグルメは存在し、それは福岡の名店も例外ではない。
ということで水炊きの名店「華味鳥」のぽん酢に注目!「味はおいしいのに、しらたきをすする時に必ずむせてしまう」という説を検証していくことに。
華味鳥のぽん酢でしらたきを食す
全国的にも有名な店「華味鳥」のぽん酢は、60年以上受け継がれる味でオリジナルの橙酢を使用した上品な味わいのぽん酢だ。このぽん酢でしらたきをすするとむせてしまうということで早速ゴリけんが検証開始。一般的なぽん酢と「華味鳥」のぽん酢、それぞれでしらたきを食してみる。
一般的なぽん酢・・・食べてみたところむせず。そして「華味鳥」のぽん酢・・・説通りむせてしまったゴリけん。ここで「華味鳥」の営業の石橋さんから衝撃の事実から明らかに!なんと「華味鳥」では「しらたき」ではなく「葛切り」をだしているんだとか。「葛切り」ではむせないと話す石橋さん。それではということで早速葛切りでぽん酢を試したゴリけんだったが、本人の心配同様やはりむせてしまったのだった・・・
絶対にむせられない戦い3本勝負
このままではむせるぽん酢を紹介することになる!ということで美味しいぽん酢を紹介すべく「絶対にむせられない戦い」3本勝負をCM風に行うことに。
1本目は葛切りで。しかしむせてしまった、ゴリけん・・・
2本目はしらたきでWBC編と題して、大谷翔平になりきってしらたきに集中しないようにと食してみる。がまたしても失敗・・・
3本目は「華味鳥」新商品のぽん酢で。こちらは九州産柚子果汁を使っており、まろやかなのが特徴なんだとか。さすがにこれは大丈夫だろうとゴリけん、しらたきを新商品のぽん酢で食す。が、このぽん酢でもむせてしまい失敗!
結局3本勝負は大失敗に終わってしまったゴリけん。
「検証結果:ゴリけん、華味鳥、出禁!」
むせるのは個人差があり、実はスタッフも半数以上がむせませんでした。“むせる”というのは気管に異物が入るのを防ぐ反射だそうで、熱や蒸気、酸味などの刺激に反応してしまうのだそうです。
ぜひ美味しい「華味鳥」のぽん酢、水炊きのお供にいかがでしょうか?
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