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鮮度にこだわった「とり肝」が絶品!高宮で女性人気の焼き鳥店

暮らしグルメ

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高宮通りの平尾北交差点から白金の方に入り西鉄電車の高架のすぐ下にあるのが「焼き鳥の軍ぞう」です。オレンジ色の明かりが漏れる全面ガラス張りの引き戸越しに店内をのぞくと、早い時間にもかかわらずほとんど埋まっているよう。そんな前々から気になっていたお店を訪問してきました。

高宮にある「焼き鳥の軍ぞう」のカウンター席 高宮にある「焼き鳥の軍ぞう」のテーブル席

店内は木目が基調のスタイリッシュな雰囲気。L字型のカウンター席は焼き台を囲み、ライブ感があふれます。目の前のネタケースを眺めながら、何を食べようとあれこれ考える時間も楽しそう。またテーブル席もあって、グループで楽しむのにもぴったり。焼鳥店にしては女性客の姿が目立ち、それぞれに日本酒やワインと一緒に食事を楽しんでいます。

軍ぞうの焼鳥

肉の鮮度にこだわった焼鳥の多くは、それぞれ2本からのオーダー。種類もあって迷いますが、一番人気の「とり肝」(165円)は外せません。プリッとした身は甘めのタレを艶やかにまとって、食欲をそそるビジュアル。火入れの塩梅が絶妙で、口の中でふんわり、とろ~っととろけていきます。レバー特有のクセや臭みは一切ありません。香ばしい炭の香りに、とり肝特有の深い旨味が味わえるこの1本のファンは多く、ほとんどのお客さんがオーダーする逸品です。

高宮にある「焼き鳥の軍ぞう」で、串焼きを焼いている様子

続いて、女性に人気がありSNSでもよく紹介されるという「せせり」(1本198円)を。弾力がある身の味をグッと引き立てるのは、「軍ぞう」オリジナルの塩です。ミネラル分たっぷりでトゲがなく、まろやかな旨味が特徴の藻塩をベースにブレンドしたもの。このこだわりの塩を使った「バラ」(220円)もいただいてみると、ジュワッとあふれる脂の甘味と塩味のバランスが絶妙で、お酒もすすみます。

高宮にある「焼き鳥の軍ぞう」の「特製アジフライ」

串焼き以外のアラカルトメニューも充実。「牛テールの黒胡椒焼き」(1,045円)、「手羽先の唐揚げ」(220円)など肉料理も気になりますが、ぜひ食べてほしいとスタッフさんにおすすめされた「特製アジフライ」(748円)を選びました。刺身でも食べられる新鮮なアジを使ったアジフライは、熱を通し過ぎることなく、程よくレア感を残して揚げられています。添えられているのは、醤油でもタルタルソースでもなく特製の梅ダレ。爽やかな香りの梅ダレをたっぷりとつけて味わうと、まずはサクッと香ばしい衣、すぐさまフワッとほぐれるような食感に驚き、さらに甘酸っぱい梅ダレとのコラボレーションに思わず頬が緩みます。一口目の衝撃が忘れられないまま次々と箸が進み、あっという間に食べ終えてしまいました。

「焼き鳥の軍ぞう」の「マロンバター」

本日最後のオーダーには、ワインと合わせて「マロンバター」(495円)をチョイス。名前の通り、栗の甘露煮を混ぜ込んだバターをバゲットにたっぷりと乗せて頬張れば、甘塩っぱいバターがじゅわ~っととろけていきます。高カロリーと分かっていても、ついもう一口と食べ進めてしまうなんとも背徳感あふれる味です。ビールや日本酒に加えて、ボトルワインも豊富にそろえる「軍ぞう」では、和だけではなく洋のメニューも充実しています。「海老と旬野菜のアヒージョ」(858円)や「アボカドクリームチーズのせ」(550円)などもあるので、お好みで楽しんでくださいね。

「お客さまが、何を欲しているか、どうやって楽しんでもらうか、どう喜んでもらうのか、それを常々気にかけています。ぜひ、心地よい時間を過ごしてほしいですね」と話すのは、オーナーの江藤陽一さん。「焼きとりの八兵衛」から独立したのち、2011年に「軍ぞう」をオープンしました。素材選びから、串うち、焼き加減まで、こだわりの焼鳥はもちろん、接客やサービスも徹底し、心地よい空間を作り上げています。今日は洒落た空間で、でも肩肘張らずに楽しみたい。そんなときにぜひ訪れてほしい名店です。

高宮にある「焼き鳥の軍ぞう」のメニュー表
店舗名:焼き鳥の軍ぞう
ジャンル:焼鳥
住所:福岡市中央区大宮1-7-21
電話番号:092-522-2868
営業時間:17:00~OS23:30
定休日:水曜(月に2回、水曜を含む連休あり)
席数:カウンター12席、テーブル16席
個室:なし
メニュー:とり肝165円、せせり198円、バラ220円(以上、注文は2本~)、カボチャのコロッケ串275円、和牛サガリ605円、特製アジフライ748円、牛テールの黒胡椒焼き1045円、マロンバター495円
URL:https://www.hotpepper.jp/strJ000999298/

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