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財津和夫、「漫才大好き」を改めて公言する

ソフトバンクホークスのデーゲーム実況中継延長に伴い、通常より30分遅い18時45分からの放送となりました。
TULIP・財津和夫が、時には大好きなお笑いに関して話す『グランドメゾン プレゼンツ 財津和夫 虹の向こう側』。今回は、財津がお笑いに求めるものは何か、財津が台本を書くのならどういうネタを選ぶのか、などお笑いに関する財津の持論を展開します。

「笑い」は常に斜めからものを見て

以前からお笑いが好きだ、と番組内でも話し、また「お笑い」のネタを書いてみたいと折に触れて語っている財津へ、「どんなジャンルのネタで、どんな芸人さんにやって欲しいですか」と質問のお便りが届く。
武田アナから好きなお笑いについて改めて問われ、「お笑いが一番平和じゃないですか。この世の中から逃げ出したい時にはお笑いを観る事が多い」「新しい人が好き。お笑いこそドンドン新しくならないと、すぐ旬が過ぎちゃう」と財津の話が弾む。
コントよりもボケとツッコミのオーソドックスな漫才指向の財津は、知性をひけらかそうとするけど、ことごとく間違って知識を理解しているようなボケに、ツッコミが訂正してあげる。そういうネタが好きだ、とも。
最後に一言だけいいですかと、わざわざ断ってから「芸人っていう肩書を持っている人は、ワイド番組の司会をするとかニュースに出るとかして、まともな事を言ってほしくないですね。常に斜めからものを見て、他人が言えないことを喋って嫌われる責任を、十字架を背負う。僕らがそれに拍手する。そういう話芸が作れたら最高じゃないですか」と、芸人へのお願いとリスペクトでお笑いについての持論を締めた。
平和だからお笑いが好き、と同時に社会からある意味嫌われるぐらい批評精神が必要、と財津が笑いに求めるものはかなり広範囲で高度(?)ですね。先月話題にしたばかりの、チャップリンの事を思い浮かべた方もいらっしゃるかも。

今日の一曲は、TULIP「あの、ゆるやかな日々」。1974年(昭和49年)に発売されたTULIPのアルバム「TAKE OFF」に収録されている。作詞は安部俊幸、作曲は姫野達也だが、財津がボーカルを担当している。

次回の放送5月28日も、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定ですが、野球中継が延びた場合は放送時間が変わる(繰り下がる)場合があります。
「人生を変えたあのアーティスト」に関する話をお届けします。

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