福岡から車で1時間、佐賀県唐津市相知町で『あじさいまつり』が開催中。今が一番見ごろ!美しいあじさいを中継でお届けします。
今が見ごろ!『あじさいまつり』
「見帰りの滝」と「あじさい」のコラボレーションが楽しめる「あじさいまつり」。
あじさいまつり実行委員会の都市(といち)右太雄さんにご案内していただきます。都市さんは35年前にはじまったこの地のあじさいまつりの立ち上げからのメンバー。唐津のあじさい博士と言っても過言ではありません。
あじさいロードと言われる道1.6㎞のサイドに50種類4万株のあじさいが咲き誇ります。
「ホンアジサイ」はいわゆる一般的に日本に多いとされる種類のもの。私たちもよく目にしますよね。
そして、”幻のアジサイ”と言われる「シチダンカ(七段花)」という珍しいあじさいも。他の地方でもなかなか見ることのできない希少種。
八重咲きの飾り花と十数枚のがく片が星型になり、重なり合う様子が美しいあじさいです。
”幻のアジサイ”と言われる所以は、ドイツの博物学者シーボルトが1835年に著書「日本植物誌」で紹介したものの誰もその実物を見たことがなく、長い間探し続けられていた、ということ。昭和34年(1959年)に神戸の六甲で見つかるまで約120年間、誰の目にもとまらず咲いていたまさに”幻のアジサイ”!そんな幻のアジサイも間近で見ることができてすごいですね。
この場所は青のあじさいが多いのですが、その原因は酸性の土壌。アルカリ性だと花は赤色になるそうです。
自宅で青色のあじさいを育てたい場合は、アルミ箔を燃やし株元にばらまくことで酸性の土になり、青色になります。また、アルカリ性にするには卵の殻を根元に置くと、花の色が赤色になるそうです。
そして今一番の醍醐味が「見帰りの滝」とのコラボレーション!
「見帰りの滝」は日本の滝100選にも選ばれた由緒ある滝。落差は約100mともいわれ、九州一とも言われています。轟音と迫力が思わず振り返ってしまうほどの美しい滝です。あじさいとのコラボで一番の写真スポットとなっています。
「あじさいまつり」立ち寄り絶品グルメ
「あじさいまつり」に来たら、あじさいの宿「都荘」でお食事はいかがですか?こちらの庭にもたくさんのあじさいが咲いています。
たけるくんがいただいたのは「鯉アライ御膳」(1980円)。見帰りの滝の清流で育った鯉なので一切臭みはありません。鯉のアライはもちろん、鯉の飴煮、鯉こくなど鯉づくしの御膳です。
そして、染谷さんがいただいたのは「こぼれ一本うなぎ重」(4290円)。
柳川のうなぎを都荘特製のたれをつけて焼き、つやと甘みが特徴の一品。佐賀県産のお米”ひのひかり”の上に乗せた贅沢なうなぎ重です。
今が見ごろの「あじさいまつり」は6月25日まで開催中。夜は見帰りの滝がライトアップもされています。(19:20~22:00)
ぜひ、この時期ならではのあじさいと滝を見に来てくださいね。
〇第33回 日本の滝百選 見帰りの滝
「あじさいまつり」開催中~6月25日
問い合わせ:0955-51-8312
〇あじさいの宿 都荘
0955-62-2413
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