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旧統一教会関連団体の公共施設使用「市民の不安がある」福岡市は一転不許可に 「国の判断待つ」

旧統一教会の関連団体が公共施設を使うことについて、福岡市は国の方針が示されるまで許可しないことを決めました。


◆「世界平和女性連合」が留学生弁論大会を予定
旧統一教会の関連団体である「世界平和女性連合」は、6月24日に福岡市中央区の「あいれふ」で留学生の弁論大会の開催を予定していました。これに対して市民団体の「統一教会から福岡を守る会」は8日午前、使用許可を見直すよう市に要望書を提出しました。


◆施設使用許可は「市がお墨付きを与えたのと同じ」
統一教会から福岡を守る会山下大輔さん「表向きは弁論大会ということですけど、おおもとが旧統一教会ということで、福岡市がお墨付きを与えたのと同じことですので問題だと思う」

また、共産党市議団も同様に許可を取り消すよう要請しました。


◆関連団体「イベントはキャンセルする」
これを受けて、福岡市は国が旧統一教会に対する見解を示すまで関連団体の公共施設の使用を認めないことを決めました。

福岡市 藤田三貴保健医療局長「市民の不安がある状況の中で、旧統一教会の関連団体に対して引き続き許可をするというのはやはりよくない」

市によりますと、世界平和女性連合からは8日、「24日のイベントはキャンセルする」と連絡があったということです。

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