大雨被災地の小学校で終業式 復旧作業に追われ「通知表」準備できず 福岡
九州北部を襲った記録的な大雨。被害が大きかった福岡県久留米市の小中学校で、２０日、１学期の終業式が開かれました。
体育館使えずオンラインで終業式
体育館が浸水被害を受けた福岡県久留米市の田主丸小学校では、約３５０人の児童がそれぞれの教室でオンライン形式で１学期の終業式に臨みました。
蒲生好子校長は「こうやって皆で終業式ができることをとても嬉しく思っています」と画面越しに全校児童に呼びかけました。
復旧に追われ、「通知表」は準備できず
田主丸小学校では、休校や復旧作業などで学習・生活面の評価が遅れたため通知表は、夏休み期間の登校日に児童に手渡されるということです。
子供たちは「全員で１学期終えられてよかった」
６年生の児童は「全校の顔は見られないですけどみんなで１学期を終えられて良かったです」と話しました。福岡県久留米市では、被害が大きかった２つの小学校がきょうの終業式を見送りおとといから夏休みとなっています。
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