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早朝の滑走路 歩いた子供たちが見つけた飛行機の「模様」 福岡空港

普段は立ち入ることができない福岡空港の滑走路を歩く年に1度のイベントが、5日早朝行われました。徐々に白んでくる空の下、参加した子供たちが見つけたものは。


◆夜が空ける前に滑走路に到着
まだ夜が明けきらない福岡空港。午前5時ごろ滑走路に降り立ったのは、福岡県内から集まった家族連れなど68人。

◆光に照らされる滑走路
毎年行われる恒例のイベントですが、希望者が多く今回の抽選は約40倍の倍率でした。

◆歩くことが許された時間はわずか20分
福岡空港の滑走路は全長は2800メートル幅60メートルで、滑走路一本あたりの離発着数が日本で最も多いことで知られています。参加者が歩くのは、このうち200メートル。
それも、飛行機が離発着する前のわずか20分間に限られます。

◆滑走路には独特の模様がある
参加した子どもたちが興味を示したのは、滑走路の路面。いわば「飛行機専用道路」だからこその表情があります。

◆滑走路に焼き付いた飛行機のタイヤ痕
そのひとつが、飛行機が着陸する際の摩擦で焼き付いた大きなタイヤ痕。あちらこちらでしっかり確認できます。

◆刻まれた細い溝は何のため?
そしてもうひとつ、滑走路の路面には、細い溝が細かく刻まれています。これは水はけをよくするために刻まれたもの。雨などに濡れて路面が湿ると航空の安全に必要な摩擦抵抗性が低下してしまうからです。

◆滑走路から飛行機を眺める
また、飛行機を間近に見学する時間もあり、整備士からエンジンやコックピットについて説明を受けていました。

◆夏休みの貴重な思い出に
貴重な時間を思い思いに過ごした子どもたちは、「面白かった」「毎年応募していたけどようやく当たった」と興奮した様子でした。

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