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「女性の首を絞めて失神させ殴ってけが」 元自衛官の男(40)が起訴内容認める

2022年3月北九州市小倉北区で通りすがりの女性の首を絞め失神させて体を触った上頭を殴ってけがをさせたとされる元自衛官の男の裁判員裁判が始まりました。男は、起訴内容を認めています。

◆見知らぬ20代の女性を
初公判を迎えたのは、事件当時、陸上自衛隊小倉駐屯地に所属していた元自衛官の土谷真司被告(40)です。起訴状などによりますと土谷被告は、2022年3月、北九州市小倉北区で通りすがりの20代の女性の首を背後から絞め失神させて太ももなどを触った上頭を複数回殴って軽傷を負わせたとされています。

◆検察側「悪質」 弁護側「飲酒の影響」
13日の初公判で、土谷被告は、起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で、「自衛官としての経験や被害者との体格差などから犯行態様は悪質」などと主張。弁護側は、「飲酒の影響で衝動的に犯行に及んだ」「被害者と示談が成立している」などと述べ刑の減軽を求めています。裁判は、15日に結審し9月28日に判決が言い渡される予定です。

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