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無罪確定 生後5か月の長男骨折で傷害の罪に問われた25歳の父親 1審2審ともに無罪 検察側が上告断念

生後5か月の長男の骨折で傷害の罪に問われていた父親の男性(25)の無罪が確定しました。
2審の福岡高裁が出した無罪判決に対する上告期限は先月27日まででしたが、検察側が断念した形です。


無罪判決が確定したのは、佐賀県に住む男性(25)です。

男性(25)は、2021年6月、当時の自宅の寝室で生後5か月の長男の右腕に何らかの暴行を加え骨折させたとして傷害の罪に問われていました。

1審の佐賀地裁は、去年5月、「経験の浅い研修医らが肘の亜脱臼で過度な整復作業を試みたことで骨折が生じた可能性も否定できない」として男性(25)に無罪を言い渡し、2審の福岡高裁も先月13日、1審の無罪判決を支持し、検察側の控訴を棄却していました。

上告期限は、先月27日まででしたが、検察側が断念し、男性(25)の無罪判決が確定しました。

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