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“約100年ぶりの新種”九大生が発見、「ナギサミズカメムシ」

九州大学の学生が、国内で94年ぶりとなる新属・新種のカメムシ、「ナギサミズカメムシ」を発見しました。

約100年ぶりの大発見、学名には発見者の名前も

 

鮮やかなオレンジ色の体に赤色の小さな目。「ナギサミズカメムシ」というカメムシの新種で、去年5月に発見されました。新属・新種の発見は、国内では実に94年ぶりです。

 


発見したのは九州大学農学部3年の長野光さんです。福岡市西区今津の海岸で生き物を探すフィールドワークを行っているときに、「ナギサミズカメムシ」を発見しました。大学の生物研究部に所属し、海や山で生物調査などの活動している長野さん。小さい頃から昆虫や魚などが好きで、さまざまな生き物に触れてきました。およそ100年ぶりの大発見に専門家も福岡県の環境の現状を再認識するきっかけになったと話します。

 

 

なお、「ナギサミズカメムシ」の学名は、「ナギサベリアヒカルイ」、発見者である長野さんの名前が採用されています。

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