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異色の畳職人アーティストがラジオDJに挑戦!畳の魅力を語る30分

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日曜深夜にチャレンジ企画を放送しているRKBラジオ『日曜 mo R。~明るいラ族計画~』。2月18日は、福岡県朝倉市「徳田畳襖店」の四代目畳職人「畳くん」こと、徳田直弘さんがパーソナリティに挑戦する『タタミカケル』を放送します。

「歌う畳屋」としてラッパーに

まずはこの動画をご覧いただきたい。

軽快なラップに合わせて畳の魅力を伝えている異色のラッパーMC TATAMI。その正体は「畳くん」という愛称で親しまれている、福岡県朝倉市にある「徳田畳襖店」の四代目畳職人・徳田直弘さんだ。

畳くんこと徳田直弘さん

今回「畳」を冠にしたラジオ番組でパーソナリティに初挑戦。「一人では荷が重い」と、助っ人として登場するのは、福岡のテレビ・ラジオ番組で活躍しているタレント、ジェフ太郎だ。

ジェフ太郎

音楽の世界から舞い戻った畳職人

ジェフの「好きな食べ物は?」という質問に「い草」と即答する畳くん。これ、冗談ではなく実際にい草の産地・熊本県八代市には「食べられるい草」が生産されている。食物繊維も豊富で、さまざまなアレンジもできるという。

畳くんは3代続いている家業を継がず、音楽の世界に入ろうとしていたのだが、なかなか思い踊りに活躍できず悩んでいた。そんな時、ボーカルスクールの指導者から「歌う畳屋になって、業界を盛り上げては」というアドバイスで、畳の歌を作って歌ってみたところ、思いがけない反響があったという。

歌からアートの世界へ

最近では、歌だけでなく畳アートにも挑戦。畳のへり(畳の長辺に巻き付けている布)には千種類以上の柄があり、それらを用いたオブジェを作ったり、い草を束ねた筆に絵の具をつけ、ゴザをキャンバスに見立てて絵を描いたりしている。

スタジオで畳アート

最近大学にも通いはじめ、空間上のコミュニケーションについて学んでいるという畳くん。書道家などさまざまな分野の芸術家たちとの交流を通じて「畳の上での新しい過ごし方を提案したり、畳を屋根など床以外の用途にも使えるようにしたい」と夢を語った。
 

 

さらに「いつかはテレビ番組『情熱大陸』で取り上げられたい」という野望も抱く畳くん。彼の言葉にぜひ耳を傾けてほしい。

徳田畳襖店公式サイト
https://www.tokuda-tatami.com/

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