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「ユニクロ窃盗団」に執行猶予付き有罪判決 万引き繰り返したベトナム国籍の男女4人 福岡地裁

「ユニクロ」で万引き繰り返したベトナム国籍の男女4人の裁判で福岡地裁は、4人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。


判決によると、ベトナム国籍のグエン・ホアン・アイン被告(38)とホアン・ティ・トゥイ・ズオン被告(36)ら男女4人は、去年9月、福岡市中央区と福岡県久留米市内の「ユニクロ」で衣類11点約6万円相当を盗みました。

また、グエン被告とホアン被告は、4人での犯行の前に、福岡市中央区の「ユニクロ」で衣類5点約4000円相当も盗みました。

福岡地裁「高額の報酬に惹かれて犯罪行為、常習的反抗の一環」


13日の判決で福岡地裁(坂東恵里裁判官)は、「被告人らは、チンなる者から、転売するための商品を日本で盗んで報酬を得ることを持ち掛けられてこれに応じ、犯行に及んだ。高額で転売できるとして指定された商品を狙ったもので常習的犯行の一環」「生活苦等、各自の事情があって本件犯行に及んだ旨を述べるが、結局は高額の報酬に惹かれて犯罪行為に及ぶことを選択した」など指摘。

「事実関係認め反省の弁」執行猶予付き判決

その一方で、「公判廷において事実関係を認めて反省の弁を述べ、二度と窃盗目的で日本に来ない旨を述べている」などとしてホアン被告とグエン被告に懲役3年、執行猶予5年、他2人の男女に懲役2年6か月、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

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