目次
- 1.【1日目】まずは聞き込みからスタート!
- 2.駄菓子と雑貨と癒やしの場所「まぼろし商店」
- 3.【2日目】意外な出会いと熱い想い
- 4.本格中華がここに!「情熱的中華厨房 味都」
- 5.地元のヒーロー!「添田フレンズ」
- 6.2日目の最後は、小学生14人によるドッジボールチーム「添田フレンズ」。今年3月、18年ぶりに全国大会に出場! 結成は29年前、益田先生が担任をしていた児童たちが「このクラスでドッジボール大会に出たい!」と話したことがきっかけ。今では初代メンバーの子どもたちがチームの一員になっています。町の絆の深さを感じたエピソードです。
- 7.ゆずごしょう発祥の地!「柚乃香本舗」
- 8.カットひとすじ96年!「理容ひらやま」
- 9.【最終日】町の“味”の歴史をたどる
- 10.104年続く甘い伝統「秀島英彦山羊羹店」
- 11.最後の目的地「藤川椎茸園」
- 12.人があったかい町、それが添田!
RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーが、ネットで調べた情報は一切使わず、口コミだけを頼りに一つのエリアのお店や団体を数珠繋ぎしていく『Toi toi toi』の不定期企画「スナッピーのWow wow wow~探検・〇〇町~」。6月9日から12日までの4日間は福岡県田川郡添田町をリポートしました。町の人たちとの触れ合いから見えた、自然と人情にあふれる添田町の魅力をご紹介します!(報告・スナッピー川原彩音)
【1日目】まずは聞き込みからスタート!
最初に向かったのは、情報収集の拠点・添田町役場。道中、木工所や製材所が多く見られ、「木の町」の雰囲気が漂います。お話を伺った中山さんによると、なんと町の約8割が森林! 中山さんの名札まで木製という徹底ぶりです。
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中山さんのノートには、すでにたくさんのお店の情報が! 今回の企画のために準備してくださっていました。まず紹介してもらったのは、2025年4月に開校したばかりの添田町立添田小学校。町産の杉やヒノキをふんだんに使った校舎は、木の香りに包まれてとても心地よい空間でした。
駄菓子と雑貨と癒やしの場所「まぼろし商店」
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1日目のラストは、店主の森さんが6年ぶりに故郷に戻って開店した「駄菓子・雑貨 まぼろし商店」。店内では子どもたちが宿題をしたり、お菓子を食べたりしていて、まるで第二の家のよう。森さんいわく「添田町の魅力は、緑に癒やされて思いきり深呼吸できるところ」とのこと!
【2日目】意外な出会いと熱い想い
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この日は、開店22年のタイ古式マッサージ店「癒しの壺 Kuroki屋」からスタート。痛そうなイメージの古式マッサージですが、実は指圧がメイン。温浴施設でタイ古式マッサージを受けてその魅力にはまったオーナーは、すぐに資格を取りにタイへ飛び立ったのだそう。その行動力に驚きました!
本格中華がここに!「情熱的中華厨房 味都」
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続いて訪れたのは創業24年の中華料理店「味都」。店主の西嶋さんは、麺や餃子の皮、小籠包に使う調味料まで全て手作り。「添田の水と野菜じゃないと、オンリーワンは作れない」と熱く語ってくれました。
地元のヒーロー!「添田フレンズ」

2日目の最後は、小学生14人によるドッジボールチーム「添田フレンズ」。今年3月、18年ぶりに全国大会に出場! 結成は29年前、益田先生が担任をしていた児童たちが「このクラスでドッジボール大会に出たい!」と話したことがきっかけ。今では初代メンバーの子どもたちがチームの一員になっています。町の絆の深さを感じたエピソードです。
2日目の最後は、小学生14人によるドッジボールチーム「添田フレンズ」。今年3月、18年ぶりに全国大会に出場! 結成は29年前、益田先生が担任をしていた児童たちが「このクラスでドッジボール大会に出たい!」と話したことがきっかけ。今では初代メンバーの子どもたちがチームの一員になっています。町の絆の深さを感じたエピソードです。
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添田町の道にも慣れてきた3日目。まず訪れたのは、創業70年の「迫製材所」。中に入ると木材と大きな木材加工用の機械がずらりと並んでいます。3m以上もの木材が数百本、角材や薪、丸太などさまざまに加工されていました。代表取締役の迫さんにお話を伺ったところ、添田町で主に採れるのはスギだそう。できあがった木材を綿密にチェックし、機械の操作をする職人姿が光っていました。
ゆずごしょう発祥の地!「柚乃香本舗」
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香りに誘われてたどり着いたのは「英彦山 柚乃香本舗」。創業70~80年とのこと。代表の林久秀さんによると、こちらはゆずごしょうの発祥の地なのだそう。初代が英彦山登山客向けに定食屋を営みながら、お土産用の柚子羊羹をつくっていたのですが、戦時中の砂糖不足で柚子羊羹の原料だった柚子の塩漬けが余り、それと一味唐辛子を混ぜて、ゆずごしょうが誕生したそうです。元祖として自信のあるゆずごしょうは、全国で販売しています。
カットひとすじ96年!「理容ひらやま」

3日目の締めくくりは、創業96年の「理容ひらやま」。現在の店主・平山智さんの祖父がお客さんをカットしている写真がありました。90年も通い続けているお客さんもいらっしゃるそうです。
【最終日】町の“味”の歴史をたどる

平山さんの紹介で伺ったのは、明治24年創業の「戸渡酒造」。英彦山の清らかな水でつくる日本酒は、地元の人に愛される味。現在はみやこ町でお酒をつくり、添田町では販売が中心とのこと。オススメは長く添田町の人たちに愛されている「豊駒」と、添田町の花の名前からとった「石楠花」。「よそでは味わえない芳醇な味わい」だそうです。
104年続く甘い伝統「秀島英彦山羊羹店」
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次に訪れたのは、大正10年創業の「秀島英彦山羊羹店」。元々は英彦山の登山客へ向けたお土産として作っていたそうで、自転車で山をのぼり、販売していたそうです。名物はなんとバナナ羊羹! バナナが高級品だった時代に先代が考案したもので、計量には60年以上も前の秤を今も使っています。老舗のこだわりが感じられます。
最後の目的地「藤川椎茸園」

そして旅の最後にたどり着いたのは、創業120年を超える「藤川椎茸園」。椎茸の栽培から加工、包装まで一貫して行う5代続く農家です。乾燥機7台がフル稼働するほど、添田の椎茸は大人気! 地元小学校では食育にも取り入れられているそうです。
人があったかい町、それが添田!
4日間の探検で出会ったのは、自然と歴史、そしてあたたかい人々。どこに行っても「◯◯さんに聞くといいよ」とつながる“人の輪”がありました。まるで町全体が家族のよう。
今回の取材で添田町が大好きになりました!また必ずおじゃまさせていただきます。ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
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川原 彩音
スナッピー
出身地:熊本県 誕生日:1月19日 自己紹介お願いします 福岡生まれ、熊本育ち。佐賀で学生時代を過ごし、九州愛はばっちり、川原彩音です! 九州のわんぱく娘となるべく、持ち前の好奇心と行動力でエリアを駆け回ります。美味しいラーメン屋さんの情報お待ちしています!