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超人気焼鳥店から肉酒場、イタリアンバールまで【大名ニューカマー編】

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今年もGWの5月1日から開催された、立ち飲みハシゴ酒イベント「TACHINOMIST10」。大型連休中とあって地元の呑み助だけでなく県外からの参加者も多く、真っ昼間から陽気な酔っぱらい達が街を闊歩する風景は、もはや福岡の初夏の風物詩と呼べるかもしれない。今回は過去最多の福岡市内92店舗が参加し、新規参加店も10店舗以上に。その中から特に気になる大名エリアのニューカマー3店を巡ってみた。

1.看板もなく入口すら分からない超人気焼鳥店

ちんぷんかんぷん大名_外観1 ちんぷんかんぷん大名_外観2

最初に向かったのは、昨年末にオープンした「ちんぷんかんぷん stand up大名店」。スマホの地図アプリを頼りに店が入っているビルの前まで着いたのだが、どこにも看板やサインが見当たらない。「はて???」と思い周囲を見わたしていると、エレベーターホール正面の壁面がまるで忍者屋敷の隠し扉のようにクルリと回転して開き、中から人が出てきたのには面食らった。"隠れ家"や"秘密基地"をうたう飲食店は多いが、ここまで大がかりな仕掛けは初めてだ。30人ほど立ち飲みできる店内はすでに超満員で、中央に据えられた炭火の焼き台から立ちのぼる煙とともに熱気ムンムン。評判は聞いていたが、予想をはるかに超える人気ぶりだ。

ちんぷんかんぷん大名_料理1

カウンターの片隅に何とかもぐり込み「TACHINOMIST限定セット」(ドリンク別990円)を注文すると、最初に出てきた小鉢は名物の「人参カラムーチョ」。駄菓子のカラムーチョと千切り人参をマヨネーズで和えたアイデア料理で、酒の肴としては気が利いている。

ちんぷんかんぷん大名_料理2 ちんぷんかんぷん大名_料理3

串物は本格的な炭火焼鳥で、セットの内容は「自家製つくね」「だきみ」「めっちゃ皮」の3種類。タレ焼きしたつくねには、たっぷりのパルミジャーノが削りかけられ、これで通常価格が1本165円とは驚きのプライス! 焼き加減、味ともに申し分なく、若いスタッフの元気な接客も含めて、「こりゃ流行るわけだ」と納得した。入口のギミックだけでなく、人気店には人気店たる理由があるのだ。

2.黒毛和牛専門の焼肉店が出店した立ち飲み肉酒場

いぬい酒店_外観

満席でウェイティングが出ている「ちんぷんかんぷん」を早々に後にして、次に向かったのは歩いてすぐの場所にある「肉立呑 いぬい酒店」。ここは同じ大名にある焼肉店「炭と藁 焼肉 龍蛇(りゅうだ)」が1月に出店した系列店で、狭い路地にあるスタンディングカウンター8名ほどのコバコだ。最近は、"ひとり焼肉"が食べられる店も増えてきたが、立ち飲みで本格的な炭火焼肉が楽しめる店は珍しい。

いぬい酒店_料理2

ここの「TACHINOMIST限定セット」(1,000円)は、ドリンク1杯に「和牛ユッケ」「牛ネギタン」「おつまみ2種類」から選べるシステム。レモンサワーに「牛ネギタン」を注文すると、目の前でタンをサッと炙ってくれた。

本店が和牛専門の焼肉店だけあって上質な肉を使っており、立ち飲み酒場とは思えないクオリティ。オーダーが入ると、カウンターの中央に据えられた炭焼き台で肉を焼いてくるのもライブ感に溢れてる。通常メニューもカルビや赤身肉、霜降り肉の炭焼きメニューが500円~、ユッケや肉刺しが600円~と、ほぼワンコインのお手軽価格。大名でサクッとひとり焼肉を楽しむにはちょうどいい。

3.陽気なローマっ子がオーナーのイタリアンバール

suppli_外観

最後に向かったのはイタリアンバールの「もしもしsuppli(スップリ)」で、以前は3坪弱の狭いスペースで営業していたが、この3月に移転リニューアルオープンした。新しい店舗はスタンディングで30人以上は優に入る広さのスタイリッシュな空間。スキンヘッドを緑・白・赤のイタリアンカラーに塗り分けたオーナーシェフ・ロレンツォさんが出迎えてくれた。


suppli_料理1_1

ロレンツォさんはローマの出身で、「スップリ」とは、ライスコロッケに似たローマの伝統的な郷土料理。中身はリゾットにモッツァレラチーズを詰めたもので、2つに割ったときにチーズが糸のように伸びて電話のように見えることから、「もしもしsuppli」と名付けられたそうだ。

suppli_料理2

「スップリ」の他にも、ローマっ子のロレンツォさんが生地から手作りするローマピザや自家製ティラミスなど、本場そのままの味が楽しめる。また、店内にはDJブースと本格的なサウンドシステムが完備され、イタリア人DJによる「イタリアンナイト」も不定期で開催されている。最新のイタリアンスタイルで夜遊びを楽しみたいなら、見逃せないスポットだ。

suppli_オーナー

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この記事を書いたひと

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