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西新の新名所!国産小麦にこだわった体にうれしいパン

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福岡の商店街のなかでも特に活気あふれる西新商店街に、新しい注目のスポットがオープンしました。

2026年6月、西新中西商店街に立つビルの1階にオープンした「Chill Series&grit coffee」は、ベーカリー、チーズケーキ専門店、コーヒースタンドの3業態が集まる店舗。連日多くの人で賑わい、話題を集めています。

福岡市に本社を置く建設会社が運営していることもあり、角材が波打つように並ぶ天井のデザインや有機的な形状の陳列台など、内装もスタイリッシュ。ベーカリー「Chill Bakery(チル ベーカリー)」は、2025年に長崎県佐世保市にオープンした1号店に続く2店舗目となります。

2025年に姪浜にオープンしたチーズケーキ専門店「Chill Cake(チル ケーキ)」はこれを機に移転、以前の店舗はカフェとしてリニューアル予定とのことです。また、今回が初出店となる「grit coffee(グリット コーヒー)」は、大分市や別府市に店舗を構える「3 CEDARS COFFEE(スリーシダーズコーヒー)」がプロデュースする、スペシャルティコーヒー専門のコーヒースタンドです。

「Chill Bakery」のパンは、糸島の人気店「Boulangerie NOAN(ブランジュリ ノアン)」がプロデュースを手がけていて、「NOAN」同様に国産小麦を使った低温長時間発酵のパンを楽しむことができます。

パン製造の中心となるマネージャー・土橋さんは、「NOAN」の姉妹店で周船寺にある「CONTINUE,(コンティニュー)」で店長を務めたのち「Chill Bakery」に参画。「NOAN」や「CONTINUE,」で人気のパンもありながら、現在は約8割を「Chill Bakery」オリジナルのパンが占めるほど商品の開発にも力を入れています。

すべてのパンが国産小麦で作られていて、主に北海道産や福岡県産の小麦が選ばれているそう。「NOAN」から受け継いだルヴァン種やオリジナルのヨーグルト種をパンの種類によって使い分け、小麦の風味が豊かで口どけのいいパンが作られています。

また、グルテンフリーが注目される昨今のなかで「小麦への罪悪感をなるべく減らせるように」という土橋さんの想いから、甘酒や黒米など体にいいと言われる素材を使ったパンが多いのも「Chill Bakery」の特徴です。

毎日並ぶパンは約50~60種類ほどで、バゲット系やスイーツ系、惣菜パンなどバリエーションも豊富です。オープンキッチンを備えた店内で次々と焼きあがるパンはどれも手を伸ばしたくなるほど魅力的。

なかでも一番人気は2種類の明太フランス。「NOAN」のベストセラー、バゲット生地の「キタノカオリ明太フランス」(580円)と、甘酒入りのカンパーニュ生地を使った「もちもち明太ふらんす」(380円)があり、それぞれにファンがいるそうです。

また、“住みたい街”としてたびたび名前が挙がる西新エリアで、地域の人々の生活に寄り添えるようにと、普段の食卓に欠かせない食パンやバゲットなども充実しています。

購入したパンやチーズケーキ、コーヒーは、1階のテラス席や11階の屋上庭園で飲食可能。天気のいい日は、屋上庭園から福岡タワーやみずほPayPayドームなどシーサイドエリアを一望できて開放感抜群です。

左から時計回りに「オレンジ茉莉花」(350円)、「甘酒カンパーニュ(ハーフ)」(350円)、「クロワッサンシロップ」(280円)。「grit coffee」の「カフェラテ(アイス)」(500円)もテイクアウトしました。

ジャスミンティーが好きという土橋さんが考案した「オレンジ茉莉花」は、ジャスミンティーの葉を練り込んだ柔らかい生地の上にオレンジがのった目を引く一品、中には甘さ控えめのチーズクリームが入っています。紅茶を入れたパンはよくありますが、ジャスミンティーを入れたものは初めて。爽やかな香りがパンをワンランク格上げしていて、スイーツのように楽しめました。

また、艶めくコーティングをまとった「クロワッサンシロップ」は「NOAN」でも人気のパンですが、「Chill Bakery」では生地の配合などを変えて作られているそうです。サクッと口どけがよく、シロップの甘さが広がるクロワッサンは幸せな味わいです。

「甘酒カンパーニュ」は、甘酒や米粉、ゴマを使ったほんのり甘く噛みしめるほど味わい深いもちもち生地が魅力。そのままでも十分おいしいのですが、トーストするとさらに香ばしさが際立ちます。

同じくカンパーニュ生地を使った一番人気の「もちもち明太ふらんす」も。一般的には明太フランス=バゲット生地が多いですが、カンパーニュ生地もよく合いますね。子どもや年配の方にもよろこばれそうな明太フランスでした。

ほかにも気になるパンがたくさん。いつ来ても新しい出会いがあるようにと新商品も次々と登場するようです。西新商店街を歩く楽しみがまた一つ増えました。

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