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瞬間(いま)に懸ける ~男子セブンズ日本代表 福岡堅樹~

福岡県古賀市出身、男子セブンズ(7人制ラグビー)日本代表の福岡堅樹選手23歳。50m5秒台というスピードが持ち味で将来は医者を目指すと公言する文武両道のラガーマンだ。
医師である祖父の背中を見て漠然と医者を目指していた堅樹選手。「医師になる」という明確な目標を持ったのは福岡高校時代の度重なるけが、そして尊敬する医師との出会いだった。
しかし、高校3年の時に挑んだ筑波大学医学部の受験には失敗。ラグビーを続けたいとの思いから1度は医学の道を諦め、浪人の末、自らの学力で筑波大学の一般学部に進学した。去年のワールドカップには大学生ながら15人制の日本代表に選出され、今後のラグビー界を担う存在として期待が寄せられている。
そして、生身の身体が激しくぶつかり合うラグビーに欠かせないのが脳震とうなどのけがを予防するマウスピース。堅樹選手のマウスピースを10年以上に渡って作り続けているのは父・綱二郎さんだった。
「2020年の東京五輪を最後にラグビーから引退し医者を目指したい」
夢はドクター、今はセブンズ。家族の支えを受けながら、福岡堅樹はメダル獲得を目指してリオに挑む。
(制作:RKB毎日放送 / ディレクター:東山 隆 )

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