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【最強の飯テロ企画】福岡の食通が厳選したNo.1グルメを、ノンスタ井上とロバート馬場が食べ歩き!

今回の「まじもん!」は、福岡を代表する9人の食の「まじもん」たちが厳選したNo.1グルメが登場します。肉、ラーメン、スイーツ、フレンチ、韓国料理などジャンルを超えた絶品を求めて、井上裕介(NON STYLE)&大家志津香、馬場裕之(ロバート)&服部さやかが福岡をめぐります。

人生が変わる?! 絶品ホルモン「焼肉のMr.青木」

取材先を選ぶために、与えられる情報は9人の食通の「顔」のみ。ブログやSNSで手作り料理を披露し、調理師の道を目指したこともある井上が最初に選んだのは、「7」番の女性でした。


予約が取れないほどの人気クッキングスクールを運営する、料理家の三溝清美さんが選ぶ福岡No.1グルメは、飯塚にある名店「焼肉のMr.青木」のホルモン。「素材の素晴らしさは青木でしか味わえない。五感がビッと開く感じ!」と大絶賛します。

三溝さんも現場で井上たちと合流し、さっそく店内へ。もとはホルモンの卸業を営んでいた「焼肉のMr.青木」。そのノウハウを生かし、内臓肉に特化した焼肉屋を開いたそうです。


期待を寄せる井上に「自信があります! 自称ですが、世界一だと思ってます」と力強く答えるのは、店主の青木繁道さん。さて、その期待の1皿目がこちら。

「朝引きホルモンの盛り合わせ」(1人前1,100円、写真は3人前)。「遠くから見たらカルパッチョですよ!」と、その美しい見た目のホルモンに驚きを隠せない井上。「今日の昼まで生きていたというのがウリ」と、店主の青木さんが鮮度の良さを語ります。

抜群の鮮度を生かすために、切り方にもこだわります。「ハツに少し脂をつけることで、淡白な部分が“肉”に変わっていく」とか。果たして、その味は……。

井上「うんま! 食感が全然違う。なんじゃこれ! 今まで食べてきたホルモンで一番うまい」
大家「こんな柔らかいハツ食べたことない!」

さらに2人が感動したのが「シマチョウ」。脂を楽しむため、二重に折りたたんで食べるのが店主のルール。「本来のシマチョウを味わってほしい」と、青木さんのイチオシでますますハードルが上がりますが……。

井上「なんやこの食感! シャキシャキや!」
大家「ザクザク! こんなに頭蓋骨に響くシマチョウはない」

福岡市内から車で1時間。それでも通いたくなる名店でした。

飲み干したいクリア豚骨スープ「南京ラーメン 黒門」(北九州市若松区)

2軒目に向かったのは、北九州市若松区にある「南京ラーメン黒門」。年間700杯ものラーメンを食べ歩く最強ラーメンマニア「めんむすび」さん(3番)の選ぶNo.1グルメです。めんむすびさんが「飲み干すほどおいしい」と話す、クリアな豚骨スープを目指して、さっそく移動スタート!

「南京ラーメン黒門」で迎えてくれたのは、店主の川内久門さん。師匠のラーメンの味に惚れ込み、弟子入りを志願。秘伝の味を受け継いで20年前に独立しました。

そんな師匠のスタイルを継承した川内さんが掲げるメニューは、「ラーメン」(700円)、「ラーメン大」(850円)、「おにぎり(1個)」(50円)の3つだけ。その珠玉の1杯がこちら!


澄みきった豚骨スープが輝く「ラーメン」(700円)に感動する井上&大家。果たして、その味は……?

井上「めっちゃうまい。あっさりしてるけど旨みがあって、コクがある」
大家「細麺がすごく合う!」

 


「師匠がしてきたように、私も日々少しずつ味を変えています。10年経って、ようやくラーメン職人のスタートラインに立てた。感性を磨いてないと、この業界では埋もれますよね」と川内さん。

その間もはしを休めない井上の様子からもわかるように、ここのスープは本当に「飲み干せる」!

スイーツ好きが集うパフェ専門店「パンシリオ」(中央区黒門)

福岡市中央区にある「パンシリオ」に向かった井上&大家は、食の伝道師「スイーツ伯爵」と合流。年間300軒のスイーツ店を食べ歩きするスイーツおじさんが「完璧です」とイチオシするのは、アメリカンチェリーを使ったパフェ「アリアドネ」(2,000円)です。


上に乗るのはアメリカンチェリーのミルフィーユ。パフェを食べるのは20年ぶりの井上と、「朝昼晩甘いものでいい!」というほどスイーツ好きな大家。お味はいかが……?
 


井上「程よい酸味。甘さも控えめですね。ジェラートすっげーうまいやん!」
大家「アメリカンチェリーの味がしっかりする。おいしい、最高。10個食べられる!」

フレッシュ&コンポートのアメリカンチェリー、さくらんぼジェラート、赤ワインのジュレ、ゴルゴンゾーラチーズなど、さまざまな味わいが重なり合います。

「つくね」が絶品!フレンチ×焼き鳥の名店「SHIBU nishinakasu」(中央区西中洲)


井上&大家組に続く、馬場裕之(ロバート)と服部さやか。馬場が指名した「5」番の女性は、博多大丸の商品開発担当・立石幸菜さん。絶品グルメを求めて九州中を飛び回る立石さんのNo.1グルメは、西中洲にある焼き鳥店「SHIBU nishinakasu」の「SHIBU特製つくね」です。

シェフの澁谷 昌孝さんは、これまで「リッツ・カールトン」など一流ホテルで腕を磨いたフレンチの料理人。「鳥一羽分の部位を全部食べる」をコンセプトに、フレンチと焼き鳥を組み合わせた25品のコースを提供しています。

なかでも、立石さんが選んだ「SHIBU特製つくね」は一番の人気メニュー。じっくりと味わい尽くす馬場は、途中あることに気づきます。「一層、何か違う部位が入ってます……?」。その正体は、フレンチでよく使う「編み脂」。美食家・ロバート馬場も大満足の一品でした。

なかでも、立石さんが選んだ「SHIBU特製つくね」は一番の人気メニュー。じっくりと味わい尽くす馬場は、途中あることに気づきます。「一層、何か違う部位が入ってます……?」。その正体は、フレンチでよく使う「編み脂」。美食家・ロバート馬場も大満足の一品でした。

知る人ぞ知るご当地グルメ「割烹よし田」の「鯛茶漬け」(博多区店屋町)


さらに馬場が選んだ「2」番の人物は、九州で唯一「アジアベアストレストラン50」に選ばれフレンチ「La Maison de la Nature Goh」の福山剛さん。世界トップクラスのシェフがおすすめするのは、博多区店屋町に店を構える「割烹よし田」の「鯛茶漬け」。福山シェフが国内外のゲストを案内する、福岡を代表する名物グルメです。

まずはお茶をかけずに味わう馬場。はしを口に運んだ後、思わず笑みがこぼれます。「鯛が絶妙な厚さで、ご飯と食べる時の食感が絶妙!」。


味の決め手は、先代と現社長しかレシピを知らない「秘伝のタレ」。さらに、お茶漬けにすると味わいが変化。「お茶の渋みとダシがマッチする」と、大人な味わいに舌鼓を打ちます。

サンゲタンの最後のひとさじを求めて 本格韓国・薬膳料理「峠」(北九州市)

そんなグルメがおすすめするのが、「最後の晩餐にも味わいたい」と言う韓国料理「峠」の「サムゲタン」。北九州にあるお店へ向かい、珠玉の一皿を味わいます。韓国の宮廷料理の流れを汲む「峠」の店主・李さん。コース料理のうち、サンゲタンは最後に提供されます。

「スープが煮詰まるうちにエッセンスになる。その“最後のひとさじ”を味わってほしい」と口福ヤマトモさん。その驚きの味に、目を見開いてキラキラと輝かせる馬場。同じく服部も、そのおいしさに笑いを隠せない様子です。

究極の“最後のひとさじ”を体験し、笑顔でロケを終えた3人でした。

【番外編1】「田舎庵」店主・緒方弘さんのNo.1|「Pâtisserie au fil du jour(中央区桜坂)

「1」の人物は、北九州市小倉の名店「田舎庵」店主の緒方弘さん。独創的なウナギの焼き方が注目され、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』にも出演しました。開店前から行列ができ、県外からも多くの客が訪れる名店の職人が選んだNo.1グルメはこちら。


福岡市中央区桜坂にある「Pâtisserie au fil du jour(パティスリー オーフィルドゥジュール)」の季節のスイーツです。「最高の素材を使い、洗練された技術がある。食べた後は『トレビアン』の一言です」と緒方さん。

「ルネ マグリット」(777円※)。青りんごとライムのムースの中に、ライムとバジルのジュレとイチゴのソースが入っています。「中にゼリーを入れるのは難しい技術ですが、いろんな技術を駆使しています」と、オーナーシェフの吉開雄資さんは話します。

※7月末までの限定商品

【番外編2】ワイン醸造家シュードル・ニコラさんのNo.1「オテルグレージュ」のテリーヌ

「6」番はワインの醸造家、シュードル・ニコラさん。食の研究のため365日欠かさず食べ歩き、自身も福岡市中央区大名でフレンチ店「ル・シュバリエ」を経営しています。

そんな食通のNo.1グルメは「世界でいちばんおいしい」と言う、宗像市にある「オテルグレージュ」内の創作フレンチレストランのテリーヌ「パテクルート」(1650円※)。総料理長の兵頭賢馬シェフが、料理の完成度を競うアジア大会で3位を獲得した一品です。肉類だけで7、8種類、香辛料を合わせると約30種類の食材が使われているとか。

※7月末までの限定商品

【番外編3】食通タクシー運転手・増永茂徒さんのNo.1「うなぎの富貴」(柳川市沖端町)

「8」番は、数々のロケクルーを現場に送り続けてきたタクシー運転手、増永茂徒さん。これまで4,000カ所以上のロケ先に車を走らせ、気になった飲食店は欠かさずチェックしているそうです。

そんなグルメドライバーがおすすめするのは、柳川市沖端町にある「うなぎの富貴」の「せいろ蒸し」。「柔らかく、ふわ~っと溶けるようなうなぎです」と、店主の森永さん。大将自ら厳選した国産うなぎと特製のたれが絡む、福岡には欠かせない名物グルメです。

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