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地元ラジオDJが案内・コキア大好き園長が作る“ハッピーな公園”とは?

北部九州・山口のコミュニティFM各局とRKBラジオによるコラボ番組『ローカる!』。地域密着のコミュニティFM局のパーソナリティにとっておきの街ネタを紹介してもらう。今回は福岡県直方市にある「ちょっくらじお」のジャッキー岩尾こと、岩尾一豊さんと、リニューアルして話題になっている福智山ろく花公園を訪れた。(報告・荒木風花ディレクター)  
園長の高下さんがまず見てほしいというのが、入口からすぐの「大花壇」。この5月に植え替えたばかり、園長の想いが込められた大花壇だ。

高下園長:300平米の中に21種類、10000万株が植えられています。マリーゴールドやニチニチソウ、サルビア系です。春と秋、年に2回に大幅なリニューアルをします。大花壇は全体を三角に区切っていますが、円形に花壇を作ったのが、珍しいと言われるインパチエンスの「バウンス」です。大きくなると花は直径50cmにもなります。あまり花壇には入れない種類なんです。といいますのも、苗代が高い高級なお花でして…。今回のリニューアルでは贅沢に植えさせていただきました。
 
そんな色とりどりの花が並ぶ中、ひときわ目を引く植物が。なんとこれは高下園長とっておきなんだそう。

荒木:こちらの丸いマリモみたいな植物は?

 

高下園長:これはコキアと言いまして、これからどんどんまん丸く大きくなっていきます。コキアの1番の見ごろは「秋」です。今は緑色ですが、秋になると真っ赤に色づきます。

コキアがもともと大好きで、コキア花壇を作るのが夢でして…ついに念願叶いました。とにかくかわいくて、毎日「おはよう」と「ばいばい」を言っちゃうほどです。

 

ジャッキー岩尾さん:風に揺れてとてもかわいいです。

 

高下園長:一週間前に植えたのにどんどん大きくなっています。基本的に植物は太陽と水とで成長していきます。生命力が本当にすごいと改めて思います。
その他にも「ユリの女王」といわれているカサブランカも。ユリの中では下向きに咲き、大輪なのでとても見ごたえがあった。グラデーションになっている大花壇を堪能したところで、次のリニューアルポイント「芝生広場」へ向かった。

高下園長:直径4メートルのトランポリンを設置しました。子供だと4~5人は飛べますが、週末はこのトランポリン目当てで来るお子さんも多いんです。今回のリニューアルでこの芝生広場を目的に幼稚園児から小学生の家族連れが増えました。子供が芝生広場で遊び、親がテントでお弁当を食べるというほのぼのした景色が広がっています。
なんと高下園長、このリニューアルをきっかけにさらに遊具を増やす計画だとか。その中には「ターザンロープ」も。これは大人も楽しめるようになりそうだ。既存の遊具の中では「スラックライン」は大人も遊ぶことができる。ディレクター荒木が体験してみた。

高下園長:スラックラインとは、分かりやすく言うと「ロープでできた平均台」です。スラックラインはプロ競技もあるんです。地上から40cmの場所にロープを張っています。

 

荒木:ひぃぃぃぃぃぃ!

 

高下園長:ガイドロープを前にして縦向きに進んでいくのがポイントです。

 

荒木:目線がいつもより高いのでとても新鮮です!きもちい~
さらに、大人がリラックスできる空間も作られていた。巨大なトライアングルハンモック。子供だと同時に3人寝ることができる。設置した当日に試し乗りした高下園長は10秒で寝てしまったそうだ。

ジャッキー岩尾さんは3秒で寝てしまった。あまりの心地よさに週末はハンモックの前にずらりと人が並んでいるほど人気の場所になった。高下園長が目指した「まずは子供が楽しめる場所に」という思いが詰まっている。遊んだ後はご飯!今回のリニューアルポイント3か所目「茶店」に向かった。

 

高下園長:うどんがメインの茶屋「睡蓮」がオープンしました。ダシを一からとったり、きつねうどんの揚げを豆腐屋さんから取り寄せたりと、こだわりが詰まっています。そのほか、ソフトクリームやスムージー、夏にはかき氷も販売する予定です。クーラーも効いているので、遊んだ後はゆっくりくつろいでほしいです。
さらに夏限定であるものがオープンするとか。

高下園長:7メートル3メートルの立体的な滑り台付きのプールを設置します。さらに夏休み期間中に楽しんでもらえるよう「露店」体験やメダカすくいを計画中です。遊んでくれた子どもたちには「花の種」をプレゼントします。子供たちが花を扱う機会が少なくなっている今、「花育」と題して花を育てる過程を楽しんでほしいと思っています。

 

高下園長:この福智山ろく花公園の園長になって、「スタッフも来園者もこの公園に携わることによってハッピーになってもらいたい」というコンセプトで企画を考えるようにしています。ぜひ多くの方に訪れていただきたいです。
 
高下園長の想いがあふれる福智山ろく花公園。この夏は親子で夏の思い出ができそうだ。来週は古民家を自分たちでリニューアルしてオープンさせた「塩カフェ」を訪れる。

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