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「新型コロナ第七波 行動制限のなかった三連休」でを楽しみます。

水曜日がやってきました。今週は、このところ倍増している新規感染者を意識して、
新型コロナウイルスで、にわかを作ります。
仲谷一志ががんばりました。

では、仲谷一志のにわかです。
お題は「新型コロナ第七波 行動制限のなかった三連休」です。

「新型コロナの新規感染者がえらい増えようばい!福岡でも先週は過去最高ばい」
「ばってん、なーんも行動制限ばしとらんまま、山笠も終わった。三連休も終わった。放生会も露天ば出いてやるて言うとる。服部知事はくさ、今後福岡コロナ特別警報ば出いても、行動制限なせんて言いよんなあ」
「う?今出とるとは何な?」
「福岡コロナ警報」
「これから出すかもしれんとは何な?」
「福岡コロナ特別警報」
「特別がついたらなんか変わるとな?」
「さあ?」
「さあ?たぁ何な、もうこうなったら自分達で判断せないかん。あたきぁ『あきんど』やけん、日頃から自分の事ぁ自分で守るクセの付いとる。シオノギの特効薬ば自分で仕入れらるうごと手配するばい!」
「ばってん、あのクスリが認められるか、どうかぁ今日決まるとやろ!」
「決まってからじゃ遅かぁ。あたきらあきんどぁ、どげんなるか情報ば先ぃ入手し
て動きよる。もうどるなるかぁ、だいたい知っとると」
「なして、あんたが先に情報のわかるとな?先に知るとは役人じゃなかとな?」
「いやいや、役人じゃなか」
「そしたらどげんなるとな。役人じゃなかったら誰が先ぃ知るとな?」
「そらぁ、承認(商人)に決まっとる」

博多にわか振興会相談役の志岐らん梅さんが採点してくださいます。

採点  風刺:3/4  構成:1.5/3  オチ:2/3  合計:6.5/10
講評
 風刺、主張として話の前半は「行動制限をしない県知事はどう考えているのだろう」という疑問が投げかけられています。また「オチの情報を知るのは役人より商人が早い」という風刺もありました。話の組み立ては二部構成になっています。前半のテーマが行動制限、後半が治療薬の承認の話でした。どちらか一つにする方がいいと思います。どちらも重たい話です。片方が軽い話なら違和感はないと思います。後半の話のオチで終わっています。そのために前半の話は何だったのだろうかと思われがちです。後半の話は治療薬の話なので「承認」のオチは的を得ています。オチがしっかりしていますので話としてはすっきりしています。お題からすると「行動制限のなかった三連休」だと思います。「三連休」がテーマのにわかが分かりやすかったと思います。

毎週、なんらかの発見がありますね。

では、志岐らん梅さんのお手本にわかです。
「新型コロナ第七波の来たとばって、行動制限のなかった三連休じゃったね。空港やら行楽地ぁ去年より人の増えたて言いよんなった。あたきゃ海ぃ行てきたとたい。そしたところが、海ぁ、解放された人たちでいっぱいぃなっとる。砂浜にゃ人のいっぱいおんなるけん、海の中ぁ少なかろうと思うて海底ぃ潜ってみたところが、そこにも人のあふれとる」
「そげなとこまで人の多かったな。ばって、なしてそげん海底ぃ人の多かったとな?」
「それが、海底ぃおる 大量ぃ発生した生き物ば見ろうと思うて集まったとげな」
「そらぁアワビかサザエかが大量発生したとな?」
「いいや、大勢の人の集まっとることじゃけん、ヒトデ(人で)いっぱいじゃった」

下田文代が「こんなにわかが作りたい!」と言ってました。
来週は、下田が作ります!お楽しみに。

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