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日本の小売を席巻する!?激安スーパートライアルの勝利の方程式を大調査!


全国で272店舗を展開し、福岡県内には56店舗。福岡市に本社を構える巨大企業「トライアルカンパニー」。24時間営業でいつ行っても激安、他店とは一線を画す独自戦略で、売り上げは6000億円に迫る勢いだ。
スーパー業界で革命を起こし続ける“福岡の雄”を緊急取材した。

トライアル最大級にして日本一の売り上げを誇る「メガセンター新宮店」。通常1500坪前後が主流のトライアルの中で2000坪を超えるこの店舗は、“30分かけてもわざわざ来たい品ぞろえの追求”がコンセプトだ。

トライアル勝利の方程式①「激安を超えた爆安!2000種類の○○商品」

年間145万本を売り上げる“29円の歯ブラシ”、通常300円以上はする“99円の食品用ラップ”、“59円の食器用スポンジ5個組”など、日常で使う消耗品が100円以下で勢揃い!
食品売り場では、袋入りラーメンが1食あたり32円ほど。値段をはるかに超えるおいしさで年間およそ120万袋を売り上げる。値上がりしているマヨネーズでさえ500gで179円だ。

トライアルの安さの決め手は独自に開発する“プライベートブランド”。その数は2000種類を超える。商品によっては、原料調達から製造・物流・販売に至るまでの全ての工程を自社で完結し、コストを削減している。より生活に密着した使用頻度の高い商品をプライベートブランドとして開発・販売し、その価格は他を圧倒する。
例えば、2021年に40万枚を売り上げた799円の激安フリースも自社開発。スーパー業界からアパレル進出は極めて難しい挑戦だが、トライアルはプライベートブランドでがっちり!だ。

トライアル勝利の方程式②「スーパー業界発!IT革命!?」

トライアルが自社開発した「スマートショッピングカート」。お客さん自身が商品についているバーコードをスキャンし、専用レーンを通過するだけで決済が完了する優れものだ。
スーパーの大敵“レジ待ち”の時間を劇的に短縮させ、レジにかかる人件費も大幅に削減するという、まさに“未来型レジカート”だ。

トライアル勝利の方程式③「イメージを覆せ!生鮮改革」

店頭には、安いだけでなく見るからに新鮮な野菜が並ぶ。店舗から産地までの距離が近い“地産地消”の取り組みを促進し、物流コストを大幅に削減することで安く提供できているという。
これは、スーパー事業の核となる“生鮮3品”、つまり“青果”“鮮魚”“精肉”全てに共通している。人気店だからこそ可能となる“当日仕入れ・当日売り切りスタイル”で、安さ・品質・品揃えの3拍子揃った魅力満載の生鮮売り場に仕上がった。これぞトライアルの“生鮮改革”だ。

トライアル勝利の方程式④「食文化を変える!?惣菜革命」

スーパー業態で最も差別化が図られるのが惣菜コーナーだ。トライアルでは、毎日店舗で調理される惣菜が260アイテムもあり、できたてアツアツを提供している。1店舗で1日1000枚売れるピザは、12インチの巨大サイズで500円。1日1万食売れるロースかつ重は驚きの299円!味にも自信があるという。

トライアルの惣菜は、和食や中華などその道のプロである料理人経験者が、日々試行錯誤しながら商品の全てを開発。“付加価値”と“ディスカウント”という2つの要素で差別化に成功している。
激安の向こう側、トライアルの舞台裏は次回へと続く!

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この記事を書いたひと

軽部明香里

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アナウンサー、ナレーター、タレント、記者、そしてライター。東北で生まれ育ち、東京経由で九州へ。大好きな福岡と東京を拠点に活動中。またの名は、訛りすぎるアナウンサー・酒田倉子。時々出身地の山形弁を話す。<br>所属:<a href="https://litomon.jp" target="_blank" style="text-decoration: underline;">リトルモンスターエンターテインメント</a>