予想以上に充実、満足、文化を堪能できる信州・須坂。ぜひ、おでかけください。
長野県公式観光ウェブサイト (http://www.nagano-tabi.net/)
のブログで、私の取材を取材されました(http://www.nagano-tabi.net/modules/weblog/)。
福岡空港から信州まつもと空港まで約95分。
白く輝く日本アルプスを見下ろす空の旅は、とってもエキサイティングです。空港から車で、長野市を越えて2時間ほど走ると「須坂」に到着。信州旅行経験者でも、なかなかこの町に来た事のある人は少ないのでは?
この時期必見なのは、おひなさま!世界の民族人形博物館(http://www.city.suzaka.nagano.jp/bunka/doll.htm) では4月13日まで「三十段飾りと千体の雛祭り」が行われています。高さ6m、32段にずらりと並んだお雛様は、各家庭で飾られなくなったお雛様が寄付されたもの。○○家、△△家とか紹介されてます。江戸時代から平成までのいろんな表情のお雛様は見ごたえあり!
もう一つおススメなのが、豪商の館・田中本家博物館(http://www.tanakahonke.org/) 。須坂藩の御用達を務めた豪商のお屋敷がそのまま博物館になっています。約100m四方の敷地を20もの土蔵で囲んであって、これがもう立派だわ、おもしろいわ。お殿様だけがお通りになった“お忍びの門”なんてのもあるんですよ。案内してくださった田中宏和館長曰く「何でも捨てずにとっておく家」ゆえ、おびただしい量の生活用品(衣類・漆器・陶磁器・おもちゃ)や資料が、しかも良い状態で残されています。180年前の着物も傷まず、布団蔵(ふとんだけで蔵ですか…)から120組ものお布団が長持に入って“ふかふかさらさら”で出てきました。金庫の役割をする箱が出たときには「おおっ!これは小判か!?」と色めきたったそうですが、残念ながら借用書ばかりだったとか。また、江戸時代の古文書もあり、これに記されていたお殿様が召し上がった“やまどりのお雑煮”や、お正月に食べていた“白あん汁粉”などが再現され、お食事どころで通年いただけます。予約すれば、所蔵品の蒔絵の重箱をミニサイズで復刻したものに盛り付けられた“橘弁当”もいただけます。さらにVIP感を求めるなら、江戸時代から田中家に伝わる古伊万里や有田焼、輪島漆器を使っての再現会食会があります。これは3月と10月のみのチャンス!
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