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美ヶ原高原その3

標高2000m。北アルプスなど雄大な山並みが360°広がる眺望と200種類以上の高山植物が魅力の美ヶ原高原。ここには、いうなれば“雲の上の美術館”「美ヶ原高原美術館」があります。4万坪の敷地に350の現代彫刻作品が展示されています。美ヶ原高原そのものを背景にした彫刻たちは、とにかく大きくて迫力があって、ユニーク!小さい子供から「芸術には疎いんだけど…」という私のような人まで、間違いなく楽しめるおもしろさです。

ブロンズや鉄、石などいろんな素材の彫刻が点在している園内は、ささっと歩いてもゆうに1時間はかかります。ゆっくり過ごすと半日からまる一日楽しめそうです。案内してくださった塩之入俊文さんは、「空の色、雲の色の変化で、同じ作品でも見え方が違ってくるので楽しいですよ」とおっしゃってました。たとえ雨の日でも、雨に濡れた作品が光ってきれいなんですって。塩之入さんのお気に入りは“霧の日”。敷地内を歩いていると、霧の中から急に作品が現れてくるのだそう。突然作品に出くわす感じがなんともいいのだとか。時を告げるアモーレの鐘の音色を聞きながら、高山植物を愛でながら、高原の風に吹かれてお散歩はいかがですか。

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