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パリ五輪で注目の初種目『ブレイキン』!日本初開催のブレイキンの世界大会「WDSF Breaking for Gold World Series in北九州」の結果は・・・?

2024年パリオリンピック追加種目のダンススポーツ「ブレイキン」。日本初開催となるブレイキンの世界大会「WDSF Breaking for Gold World Series」が2月24日(金)・25日(土)に北九州で行われました。

24日(金)の予選を終えて、日本勢はBBOY(男子)のShigekix選手・ISSIN選手、BGIRL(女子)のAYUMI選手・AMI選手の計4人がBEST8に進出。
中でも注目はBBOY(男子)のエースであるShigekixこと半井重幸選手です。「ブレイキン」を楽しむという気持ちで望んだShigekix選手。トップ8ではアメリカの“身体能力お化け”Gravity選手と対戦しました。ブレイキン一番の特徴は予告なしに流れてくる音楽にその場のひらめきでダンスを合わせる「即興性」。Shigekix選手はピタッと動きを止める「FREEZE」という技をきっちりと決め、2-0で準決勝へ進みます。

準決勝ではアフガニスタンのAmir選手と対戦。高いレベルであらゆる技を披露するShigekix選手に対し、細かい動きを軸に自分を表現するAmir選手。個性がぶつかり合った試合の結果3-0でShigekix選手は敗戦・・・。しかし3位決定戦を圧倒的なパフォーマンスで制し、自国で行われた世界大会で銅メダルを獲得しました。

試合後のインタビューでShigekix選手は「たくさんの方に応援していただき金メダルを獲りたかったが、自分の最大限の踊りと戦いは見せられたと思う。その結果入賞し表彰台に上がることができ、嬉しい気持ちと今後に活かしたいというモチベーションでいっぱいだ」と話してくれました。また「今やりたいことや食べたい物は?」という質問に対して「歩くのもしんどいくらい疲れているが練習したい。また1か月以上食べたいものが食べられていないのでおいしいご飯を食べたい」と答えてくれました。Shigekix選手の来年のパリオリンピックでの雪辱が期待されます。

BGIRL(女子)は世界ランク1位のAMI選手が銀メダルを獲得。「自分のダンスは出し切れた」と充実した表情を見せていました。

日本勢の強さを感じたブレイキンの世界大会。パリオリンピックに繋がる大会とあって日本だけでなく海外からも多くの報道陣が詰めかけ、盛り上がりを見せました。コメンテーターの松田丈志さんは「海外勢もたくさん来ていて、オリンピック種目として成長していくという勢いを感じる大会だった」と振り返りました。

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ダンススポーツ「ブレイキン」

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