PageTopButton

日々好日なり~妻と私の老老介護

暮らし
2020年第5回
制作:MRT宮崎放送
ディレクター:新屋敷 さつき

結婚して50年の櫛間俊夫(76)さんと道子さん(75)夫婦。約5年前、道子さんはレビー小体型認知症と診断された。 
今では、要介護度は4となり、思うように話すことも一人で歩くことも、難しくなった。そんな妻を夫が介護しながら2人での生活を続けている。 介護の日々は、早朝から始まる。デイケアに行く妻の弁当作り、トイレや食事の介助など。近くには、長男家族が暮らすが「負担はかけられない、限界が来るまでは自宅で介護する」と話す俊夫さん。しかし、自身も週3回4時間の透析が欠かせない状態。
介護の日々を支えている1つが、同じ男性介護者たちとの交流だ。周囲とのつながりや福祉サービスを活用しながら介護生活を続ける夫婦。
2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると言われる中、妻を介護する男性たちは少なくない。かつて、家事や子育てを妻に任せ、仕事に打ち込んできた夫たちが今、介護という現実に直面している。自宅での介護を選んだ櫛間さん夫婦の日々を通して老老介護の現状、夫の思いに迫る。

各局の放送予定

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

radiko 防災ムービー「あなたのスマホを、防災ラジオに。」