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言論のちから 民主主義のかたち ~ヒトラーを生まないために~

2017年第7回
制作:TBSテレビ
ディレクター:秋山 浩之

米大統領選挙で何が起きたのか?
トランプ氏勝利という衝撃の結果に「民主主義の危機」を本気で憂慮する日本人がいる。『言論NPO』代表の工藤泰志氏だ。 「“強い民主主義”をつくるためには“市民が強く”ならなければいけない」
工藤氏の持論だ。この信念のもと、彼は15年前に『言論NPO』という非営利団体を立ち上げ、活動してきた。 民間レベルの言論外交、国政選挙時のマニフェスト評価や歴代政権の実績評価、世界20か国のシンクタンクとの交流・・。 「民主主義のプラットホームを作りたい。そのための言論空間を提供したい」 加藤紘一、小林陽太郎といった政財界人に背中を押され、突っ走ってきた15年だった。 しかしここにきて、世界の民主主義が揺れている。
ポピュリズムの台頭、知識層の無力化・・。
トランプ氏の勝利は、まさに工藤氏が憂慮した民主主義の危機の表れだった。 「このままでは、いつかヒトラーがうまれる」
そう警告する工藤氏に密着し、民主主義の今後について考える

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