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若馬よ駈けろ!~密着JRA宮崎育成牧場~

2016年第19回
制作MRT宮崎放送
ディレクター:藤崎 実

宮崎の地から競馬界に競走馬を送り続けるJRA宮崎育成牧場。
1歳秋から2歳の春にかけて、馬がレースに出られるように育成する競走馬の学校。 今年そこで育成されていたのは22頭の馬たち。
彼らの半年間の成長に密着した。
昨年9月、宮崎に来たばかりの馬たちは鞍をつけるだけでも激しく抵抗する。
競馬を走るまでには程遠い状況。そんな馬たちを育てるのは獣医師の頃末憲治さん(45)。彼が馬と接するときに大切にしているもの、それが「Patience=忍耐」だった。 忍耐をもって時間をかけ、人の合図に馬が納得するまで同じ練習を来る日も来る日も繰り返す。育成とはそんな馬と人との信頼関係を築いていく時間だった。 半年に及ぶ育成期間の最後に馬たちを待ち受けているもの、それが育成馬のセリ「JRAブリーズアップセール」。 いくら調教を積んだ馬でも馬主に買われなければ競走馬としてレースを走ることはできない。
4月、小雨の降る中5台の車で22時間かけて会場の千葉市へ旅立つ。
競馬の聖地、中山競馬場。そこに集まった約200人の馬主。
宮崎の穏やかな気候と人々の愛情を受け育った22頭のサラブレッドたちが 競走馬になるための最初の関門に挑む。

各局の放送予定

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