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世界初!軽の化学消防車 ~小は大を兼ねる~

常識を覆す化学消防自動車が現れた。
それは、『軽トラック』の化学消防車「エコキャフスミニ」。
 
長崎県大村市にあるナカムラ消防化学が今年6月開発した。長崎は土地柄狭い道が多く、大きな消防車が火事現場に近づけないことから、消防隊員から「何とか消防車を小さくできないか」との要望が常々寄せられていた。そこで目をつけたのが化学消火剤。水だけではなく化学消火剤を搭載することにより、軽自動車のように荷台が狭くエンジンのパワーがない自動車でも、大きな消火能力を得ることができたのだ。性能は高く、車体は小さいエコキャフスミニは、狭い道でも楽に移動することができる。
 
このエコキャフスミニ、市場は韓国を中心としたアジアも視野に入れている。韓国はアメリカ式の巨大な消防車がほとんど、日本の技術が韓国で通用するのか、今後の展開に注目だ。

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