女性の皆さん、生理用品が生涯でどれくらいの費用がかかっているか考えたことありますか?生理ナプキンだけで約50万円、それに加えて生理痛を抑える薬やショーツなど...
の額なんと、約100万~200万円ともいわれているのです!
岡女子たちに意識調査したところ、「考えたことも無かった」「経済的に負担」との声が上がりました。
はこのほど、英・スコットランドでは生理用ナプキン・タンポンなどを「無償提供」する法案が世界で初めて可決されました。スコットランドの教育機関では2年前から無償で生理用品の提供が行われてきましたが、今回法案が可決したことで生理用品を必要とする人が誰でも安心して無料で手に入れることができ、学校などの教育機関や公共施設のトイレに「生理用品」を設置することなどが義務化されます。
の法案の背景には「生理の貧困」という問題があり、スコットランドの人口の約20%の女性が貧困状態にあり、10人に1人の女性が経済的な理由で生理用品を利用できない環境にあるというのです。
日本でも「生理の貧困」が社会問題になっています。「生理の貧困」問題を自分達の力で解決しようと活動している団体を紹介します。それが2019年12月に設立された「レッドボックスジャパン」。もともと、レッドボックスプロジェクトはイギリスではじまった社会活動で"赤い箱の中に生理用品を入れて学校に寄付をする"という取り組み。レッドボックスジャパンでは、生理用品を設置するだけでなく、生理に関する講習会を開いています。
在国内での設置校は2校ですが、今後は「全国の学校に生理用品を無料で提供し、将来的にはスコットランドのように無償化を目指して活動を行っていきたい」と代表の尾熊栞奈さんは話します。
レッドボックスジャパン
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