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【特集】冬の最強鍋「かぼすブリしゃぶ鍋」を作る!

暮らし
寒い冬にはやっぱりお鍋!ですよね。今回は高田課長が今が旬の新たなブランド食材を使って、この冬絶対食べたい最強鍋作りに挑戦しました。

◇大分特産かぼすで育てる“味・食感・色”の三拍子そろった「かぼすぶり」

大分県臼杵市。豊後水道の冷たい海流、そして山のミネラルを多く含んだ海で養殖をしている「かぼすブリ」。11年前から生産が始まった「かぼすブリ」はブリ特有の生臭さのあるぶりが苦手な方でも食べることができるほど生臭さが少なく、血合いの変色も遅いため関西・関東地区に多く出荷される大分を代表するブランド鮮魚です。

養殖している中でもひときわ大きなブリだけに水揚げする直前の25回、“かぼす”を配合したエサを与えることで「かぼすブリ」に。そのエサとは魚粉を加えた冷凍イワシに“かぼすパウダー”を加えたもの。5年ほど前まではかぼす果汁を混ぜていたそうですが、より味も見た目も良くなるパウダーに変更。この“かぼすパウダー”は農薬をできるだけ少なくして作ってもらったかぼすを改良を重ね作られているんです。

●かぼすブリ(福岡県内の販売先)
みづまの駅 (0942)65-2039(要問合せ)
重永鮮魚店(久留米)(0942)32-3288

◇2020年に誕生した新ブランド「うまみだけ」

「うまみだけを」求めて大分県宇佐市へ。去年誕生したばかりの「うまみだけ」とは干し椎茸を歯ごたえや香り、味などが異なる7品種に分けた新ブランドです。

とれたての椎茸を品種ごとに仕分け、およそ24時間乾燥させる事で生よりもより味が凝縮された商品ができるのです。

7品種ある「うまみだけ」は料理によって使い分けることができます。

例えば歯ごたえ抜群の「にく丸」は鍋の具材に、柔らかくて濃厚な「新908」は筑前煮などの煮物に、うまみが少し柔らかい「ゆう次郎」は一番使いやすく他の具材の味を邪魔することがないという事もあり鍋のお出汁に。

今回はこの中の「ゆう次郎」を使って最強鍋を作ります。

◇最強鍋「かぼすブリしゃぶ鍋」

「かぼすブリ」と「うまみだけ」を使って最強鍋「かぼすブリしゃぶ鍋」を作ってくれたのは・・・“料理で色あせない思い出を”をテーマに料理教室を行っている管理栄養士のけんちゃん先生。レシピをご紹介します。

材料3~4人分

かぼすブリ(ぶり)
200g(約1柵)
水菜
1袋
長ネギ
1本
豆腐
1パック
人参
1/2本

塩かぼすスープ

ゆう次郎(干し椎茸)
2個
出し昆布
10㎝角1枚
1000ml
大さじ1/2
料理酒
大さじ3
かぼす
1個

作り方

①白菜は葉と芯に分け芯はそぎ切りに、他の具材は食べやすい大きさに切る

②かぼすは半分は絞り、残りは薄い輪切りにする。皮は風味を付ける為みじん切りにする

③ブリは約5mm幅に薄切りにする

④鍋に干し椎茸、昆布、水を入れ弱火~中火にかけ、沸騰直前で椎茸と昆布を取り出す(時間があれば一晩浸けてから加熱する)取り出した椎茸は食べやすい大きさに切る

⑤塩、料理酒を加え、旨味を出すため沸騰させアルコールをとばす

⑥沸騰した鍋にブリ以外を加え、蓋をして火を通す
(水菜は生でも良い。ブリしゃぶで巻いてもOK!)

⑦鍋の火を弱め、かぼすの果汁とかぼすの皮を加えて完成

2021年11月30日放送



タダイマ!  毎週月~金曜 ごご3時40分

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