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博多の伝統文化を楽しむ水曜日 下田文代ががんばった!

毎週水曜日の午後5時過ぎは、博多の伝統文化にわかに挑戦しています。
今週は、下田文代が作ります。
お題は「年金受給者へ5,000円支給案、一転トーンダウン」

下田文代のにわかがコレです。

「 岸田さんもし。年金受給者ぃ唐突ぃ5,000円ば配るごとしたとな」
「 来年度の年金額が減る分の半年分から一年分にあたるとたい。それば補填するとが、何でいかんとな」
「それが露骨な選挙対策ぃしか思えんとたい。慌てて白紙ぃするげな。政府の方針もブレブイレやね。
岸田さんにしちゃあなしてそげん、早う方向転換したとな?」
「そらぁ年金の問題やけん、至急(支給)するとが大事」

採点と講評は、いつもの博多にわか振興会相談役の志岐らん梅さんです。

採点   風刺:3.5/4  構成:3/3  オチ:2./3   計:8.5/10

講評
すっきりして分かりやすいにわかになっています。
このにわかは予備知識がないと若干分かりにくいかも知れません。
よく調査されています。
支給年金額は次年度から0.4%の減額になり、平均金額概ね14万円受給の人たちで560円/月になります。
茂木幹事長のぶら下がりインタビューで次世代の人たちはすぐ賃上げになるが年金受給者はその1年後にしか影響が出てこない。
そのタイムラグを埋めるためとの説明であった。
1年後には解決する問題でタイムラグに支給するのは選挙対策ということが言えると思います。
コロナ対応を初め結論を先延ばしにして対応が遅いと言われる岸田政権に「至急するとが大事」という風刺の落とし方は見事だと思います。

志岐さんに「見事」を言わせてしまいました!

志岐らん梅さんのにわかです。

「選挙がある度ぃ臨時給付金の出よる。去年秋の衆院選の後ぃ公約通り子供一人10万円の支給。今度は年金受給者ぃ金額ぁ少なかが、5,000円の支給ば検討しよんなるげな。その中間の人たちで、年金な貰いよらんとばって年金ば支えとる子供のおらん独身の人たちが報われんごとなっとる。その不満に思うとる若者が、海い行って波止場の先で、納得の行かんておらびよんなった」
「なして、港の波止場の先の方かいな?」
「そらぁ、道理い合わん政府のやり方のことじゃけん、埠頭(不当)で訴えとんなる」

来週は、どんなお題でつくりましょうか。

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