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RKBアナウンサー朗読会「お話 能舞台」

暮らしアナウンサー朗読会

今年で4回目を迎えたRKBアナウンサー朗読会「お話能舞台」を、9月8日(日)に大濠公園能楽堂で開催いたしました。
台風15号の影響の為、開催日が順延されたにも関わらず、当日は約500の客席のほぼ全てが埋まる盛況ぶりでした。

総檜造りの由緒ある能舞台にふさわしい文学作品や昔話、笑いを誘う落語、心温まる物語など、バラエティに富んだ作品をラインナップ。
「お話 能舞台」では衣装にもこだわり、着物の「蝶屋」様にご協力をいただいて毎回浴衣を着用しています。
さらに伝統芸能の舞台が持つ雰囲気によって特別な演出が加わり、作品の世界にどっぷり浸っていただけたのではないかと思います。

今回は2部構成となっていて、前半は「~今昔物語より~馬ぬすびと」でスタート。
まずは能舞台の雰囲気を味わってもらえるように、昔話から始めました。
そして「花さき山」は坂田アナウンサーによる朗読で、お客さんを物語の世界へぐいぐい引き込み、前半を締めくくりました。

中盤では、恒例となった草ヶ江こども狂言教室による小舞と狂言が披露されました。 堂々とした舞や発声の素晴らしさに、お客さんからはため息が漏れました。
後半は「雪おんな」でスタート。池尻アナウンサー渾身の朗読で、会場を震え上がらせました。 その空気を一変させる出囃子と共に田中友英アナウンサーと坂田アナウンサーが登場。 上方落語の作品を朗読し、田中アナウンサーの関西弁での語りに場内は笑いの渦に。 そして最後は「おじいちゃんがおばけになったわけ」を朗読。 おじいちゃんと孫の心温まるやり取りにお客さんもほっこり。

およそ2時間の舞台は、様々な人に支えられまして、無事に大団円を迎えることが出来ました。 ご来場の皆様から頂いたアンケートには、沢山の温かい言葉が綴られていて、更なる励みになりました。 皆様にしっかり作品の思いが届いたと実感した瞬間でもありました。
普段はカメラやマイクの向こうにいる視聴者の皆さんを想像しながら放送を行っていますが、朗読会では直にお客さんの反応が返ってきます。これはとても刺激になります。今後も「どうしたら楽しんでいただけ るか」を考え、新たな挑戦をしながら朗読会活動を続けてまいります。
最後になりましたが、グラウンドワークボランティアスタッフの皆様、西南学院大学お話アカデミー学生スタッフの皆様にも運営等にご協力いただき、感謝して おります。そして、盲導犬募金にご協力いただいた皆様ありがとうございました。

作品作者朗読
今昔物語より 馬ぬすびと水藤春夫編坂田周大・田畑竜介・武田早絵
花さき山斉藤隆介坂田周大
雪おんな小泉八雲池尻和佳子
えんぎかつぎのだんなさん桂文我田中友英・坂田周大
おじいちゃんがおばけになったわけキム・フォップス・オーカソン田中友英・田畑竜介・武田早絵

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