日帰りで巡る！大分日田エリア癒し旅 サウナ飯は「発酵ランチ」を満喫

まず2人が訪れたのは日田市の山間部に位置するオートポリス。年間10レースを超える自動車・バイクの大会が開催されている九州唯一の国際格式のサーキット場。
その敷地内に今年できたばかりの爽快なアトラクションがあるんです！その名も「オフロードバギーヴィレッジ」。
体験できるのは「小型オフロード消防車」のベースとして採用され、今後災害現場での活躍に期待されているプロ使用のバギー。
体験するオフロードコースは、丸太を乗り越えて進む道や、瓦礫をイメージされた道、水路や約40度の階段など消防が救助訓練の一環としても使用している本格的なものばかり。
普段乗ることができない貴重な体験を全身で味わうことができます。
服部さんもその楽しさに笑いが止まりません。
バギー体験は最大5人乗車可能。2周で１人2000円。身長120cm以上の制限があります。
 

アウトドアの後はお買い物。日田のお土産や新鮮な野菜・特産物など1万点を超える物産館「日田天領水の里 元氣の駅」。
日田では100年ほど前から梨づくりが始まり、夏から年末にかけておよそ8種類の梨が順に旬を迎えます。
そんな名産の梨を使った1日15個の限定メニュー「梨のバームクーヘン」。生地の中には梨が丸ごと1個！特製のシロップでコーティングし、こだわりの卵が入った生地を半日かけて焼き上げているのだそう。梨のしゃきしゃき感と本格的なバームクーヘンのハーモニーが新感覚の限定スイーツです。
そして、お買い物の後には源泉掛け流しの足湯もあります！旅の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

1300年以上の歴史を持つ天ヶ瀬温泉。九重連山の水を集めて日田の町へと続く玖珠川の両岸にずらりと宿泊施設が建ち並ぶ温泉街です。そこに現れるという変幻自在のサウナとは⁉
歩いていると川辺にテントサウナを発見！そこには「サウナやりたいだけ」の看板！
実は拠点のない出張サウナ、その名も「ODA SAUNA」。生まれ故郷の日田を盛り上げたい一心でオーナーの小田さんが今年の5月から始め、海岸やキャンプ場など日田を中心に活動。
なんと大分から福岡までサウナをデリバリーもしてくれるんです！全て小田さんがテントサウナの設営から撤去まで行なっています！
テントサウナの温度はおよそ100度。ストーブの上には、希少な在来種のほうじ茶を煮立たせ室内の湿度を高めています。さらに蒸気を撹拌させるために熱によって自動で動く扇風機も完備。「セルフロウリュ」には水ではなく、日田産のほうじ茶とレモングラスを使用。
小田さんのサウナ愛が詰まった空間となっています。
 

しっかり温まったあとは、天ヶ瀬温泉特有の場所でメインディッシュの水風呂！
実はこの場所、日頃は県内外から多くの温泉ファンが訪れる共同湯。小田さんがテントサウナを開く際に温泉を抜き、川の水を溜め込む水風呂へと様変わり。天ヶ瀬を盛り上げてほしいという街からの協力もあって生まれた贅沢な水風呂なんです。
ととのいスペースは、自然を生かした天ヶ瀬ならではの特等席も！
天ヶ瀬温泉でODA SAUNAを利用する場合は1週間前までの予約が必要です。

さぁサウナ飯は20分移動し、江戸時代の町割りがそのまま残る九州の小京都豆田町へ。
歴史情緒あふれる豆田町に佇む創業300年以上の「薫長酒造」。良質なお米と、日田の名水を使い、すっきりとしながらも旨味を感じるお酒は、全国のファンから愛され続けています。

今回、サウナ飯をいただくのは薫長酒造が営むカフェ「発酵舎KOGURA」。
酒造と日田食材がコラボした「発酵ランチ」です。お味噌汁には酒かすを使い、調味料は酒蔵独自！全てを発酵調味料で代用しているのだそう。メインは、柔らかく食べやすいと人気の「もちぶた」。塩麹に漬け込み柔らかさアップ！醤油麹を使った特製のソースで頂きます！
カフェメニューとして酒粕グラノーラ、オリジナルの甘酒パンナコッタや甘酒アイスが乗った体にやさしい発酵パフェも大人気です。
どのメニューもサウナでととのった身体に染みるおいしさです。