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AIを学びたいと思い始めた人に利用されるサービスを目指して。AIスキルを無料で手に入れられる学習サービス「ロボシンク」の開発ストーリー

株式会社root cは「AIを学ぶ人に最高の教材を」をミッションに掲げた学習サービス、ロボシンクを展開しています。

ロボシンクでは動画を中心とした教材で話題のChatGPTや画像生成AIの使い方を無料で学ぶことができます。

ChatGPTは2022年11月に日本で公開され、爆発的にユーザーを伸ばしたサービスです。

このストーリーではロボシンクの開発ストーリーについて代表の矢野が振り返ります。

ChatGPTの衝撃

ChatGPTはアメリカとイギリスで先行公開され日本では2022年11月にリリースされました。

リリース当時の熱狂はすごいもので「AIすごい!」という称賛の一方で「AIに仕事が奪われる」という不安を煽る意見もありました。

そんな周りの熱狂に流されるように、私自身も2022年12月にChatGPTを触り始めました。AIの存在は知っていたものの、初めて触ったAIがChatGPTということになります。

AIは仕事を奪うのか?という疑問が開発のきっかけだった

初めてChatGPTを触った時の衝撃は忘れません。まるで人間と会話しているかのようにAIが回答するわけですから、

「AIに仕事が奪われる」という意見もあながち間違いでないのでは?と思い始めたのもこの時期です。

しかし、ChatGPTを使えば使うほど、その考えに疑問を持つようになります。

ChatGPTを触ったことがある人は何となく分かると思いますが、現時点では完全な人間の代替として力不足な点は否めません。

事実、リリース当初の「AIに仕事が奪われる」という論調は少なくなり、「AIが仕事を奪うのではない。AIを使う人に仕事が奪われるのだ」という論調にシフトしました。

これに対して私も賛成で、今後AIを使える人と使えない人では生産性に大きな格差が出てくると感じました。

誰でもAIを学べるサービスを作ろう

そうなると話しは早いもので、AIを学べるサービスを作ろうと考えました。これが2023年5月頃です。

そして「作るならAIをフル活用して作ってみよう」と開発したのがロボシンクです。

開発にあたりどの技術を採用するか、開発から公開まで全てをChatGPTに頼り開発しました。

私自身、プログラミングの知識は多少ありますがロボシンクで採用した技術スタックは全て今まで使ったことがないもの。

しかし、人間1名とChatGPTだけでフロントエンドからバックエンドまで実装できました。

誤解のないように申し上げると、少なくとも現時点においてChatGPTは魔法のツールではありません。

しかし、こと開発においては強力なツールであることは間違いありません。

Copilotのようなサービスも登場しているので開発の現場でAIを使わない選択肢はないでしょう。

ちなみにサービス名の「RoboThink(ロボシンク)」はChatGPTに候補を挙げてもらい採用した名称です。

人間がAIをツールとしてうまく活用すれば、生産性が上がることを肌で体験した瞬間でした。

提供したいのはAIの使い方とその先

ロボシンクで提供したいものはAIの使い方とその先です。

初めてChatGPTを触った時その凄さに衝撃を受けたものの、それを業務にどう活用するか手探り状態でした。

事実、ChatGPTを導入しているもののうまく活用できていない個人や法人は多いです。これは日本に限らずアメリカでも、です。

ロボシンクをAI学習の入り口として活用して頂くことはもちろん、その先の活用事例にフォーカスして教材を開発していきたいと考えています。

公開後の反響

まだまだ認知において課題がありますが、2024年1月時点で受講者数が3,000名を突破しました。AIに対する関心の高さが伺えます。

受講生からは「AIの全体像や活用方法が見えてきた」と良好なフィードバックを頂いています。

もちろん、「カリキュラムのここを修正してほしい、こういった内容を取り扱ってほしい」というご指摘やフィードバックも頂きます。

こうしたフィードバックは特に重視しており、日々カリキュラムの改善に努めています。

AIを学びたい人に利用されるサービスを目指して成長していきます。


■ロボシンク

URL:https://www.robothink.jp






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この記事を書いたひと

PR TIMES STORY

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