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〈福岡の朝ごはん〉明太子に土鍋ご飯…大本命がきた!「やまや総本店 膳」が贈る至福の和朝食

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「夏休みに福岡旅行を計画している」という方はもちろん、「いつもとは違う朝時間を過ごしたい」という方にもおすすめしたい! 私的、福岡モーニングの大本命がついにきました。

辛子明太子でお馴染みの「やまや」が手がける割烹料理店「やまや総本店 膳」(以下「膳」)が、2026年5月15日より朝食営業をはじめたんです。

やまや総本店」は、九州の生産者や食材に向き合い、食を通じたおもてなしを追求する旗艦店として2023年に誕生しました。

閑静な白金の一角にある店舗は2エリアに分かれており、一方は辛子明太子や九州の旬食材を使ったランチやスイーツを味わえ、お土産も購入できる「白金小径」。そしてもう一方が、完全予約制のディナーコースで九州の美味を楽しめる「膳」です。

「膳」はプライベートでも伺うほど大好きなお店ですが、一つだけ、ずっと思っていたことがありました。素晴らしい中庭を望み、心地よい木漏れ日が差し込むこの空間、夜だけではもったいないなって。

ここのごはん、とってもおいしいんですよ。コース料理を締めくくるツヤツヤの土鍋炊きのごはんと、私が愛してやまない「できたてめんたい」。これをこの場所で、朝にも食べられたらどんなに幸せだろうって。

この度ついに、そんな念願が叶ったわけですから、大本命というほかありません。“博多の朝をととのえる一膳”をコンセプトに生まれた朝食メニューは2種類。「朝のととのえ御膳」(2,800円)と「鯛茶漬けのととのえ御膳」(4,300円)が用意されています。

朝食は完全予約制ではありませんが「数量限定」となっているため、事前予約がおすすめです。

それでは早速、朝食をいただきましょう。いずれの御膳も、まずは身体をやさしく目覚めさせる一品から始まります。左端は、佐賀県産の大粒米「白石びより」を生米から丁寧に炊き上げた「ととのうお粥」。「やまや」の「うまだし」で炊いた大麦も加えてあり、じんわりと広がるふくよかな滋味が身体に染み渡ります。

中心に置かれているのは、乳酸菌LP-17(※)に甘酒とゆず果汁を合わせた「乳酸菜(ユサンチェ)ドリンク」。甘酒のやさしい甘味に、ゆずの心地よい酸味と香りがふわりと広がる一杯です。

※※乳酸菌LP-17=東京大学名誉教授・難波成任氏が、数多の植物性微生物の中から新たに発見した「生きて腸まで届く」植物性乳酸菌

続いて運ばれてきたのは、九州産の新鮮な卵と自慢の出汁で作る「茶碗蒸し」。この日の具材は「膳」の料理長である安部大志郎さんの実家・大分から届く原木椎茸と鶏肉でした。上には風味豊かなあおさ海苔の餡もかかっていて、上品な舌触りと香りがたまりません。

御膳の準備が進められるなかご飯も頃合よく炊き上がり、スタッフが目の前で蓋を開けて香りを届けてくれました。有田焼「安楽窯」に特注した赤い土鍋で炊き上げる銀シャリは、ふっくらピカピカ! 朝陽を浴びて、一層輝いているように見えます。

程なくして、御膳も運ばれてきました。こちらは基本の「朝のととのえ御膳」です。「やまやのできたてめんたい」「鯵の一夜干し」「季節の小鉢3種」に、熱々プルプルの「だし巻き玉子焼き」、乳酸菌LP-17を野菜に組み合わせて漬けた「季節のユサンチェ」「味噌汁」、そして「炊きたての土鍋ごはん」がお盆の上に勢ぞろい!

朝倉産のアスパラガスや熊本産の南関揚げなど、九州の旬食材や名産品で作られた「季節の小鉢」は、日本料理の丁寧な仕事が伝わるおいしさ。

さらに「鯵の干物」は、志賀島にある創業60余年の干物専門店「勝山商店」のものでした。玄界灘の鮮魚を中心に使い、昔ながらの製法で職人が一枚一枚仕上げる干物は、水分量も塩加減も絶妙。表面は香ばしく、身はふっくらとしていて、グッと鯵の旨味が際立っています。

そして「朝のととのえ御膳」の主菜が「鮭といくらの親子焼き」に変わり、「鯛のごま和え」を追加したものが「鯛茶漬けのととのえ御膳」。運ばれてきた瞬間に、思わず黄色い声をあげてしまいました。これは、朝から贅沢すぎませんか?

炊きたての土鍋ごはんに、鮭といくらをのせて口福。プチッと弾ける「やまやのできたてめんたい」をのせれば、さらに至福。本社・工場が移転する前の紹介にはなりますが、「できたてめんたい」のこだわり、おいしさについては、ぜひUMAGAの過去記事もチェックしていただけると嬉しいです。私、本当に大好きなんです、これ。

そして、極め付きは「鯛のごま和え」です。玄界灘産の天然真鯛は、そのままでも十分なごちそう。さらに、手元のすり鉢で胡麻を擂り、自家製のクリーミーな胡麻だれに和えてご飯へのせれば、もうお箸は止まりません。

まずはそのまま味わい、最後は熱々の「うまだし」をかけてお茶漬けに。一つの御膳で何通りもの楽しみ方ができる上、プラス500円で九州産の新鮮な生卵も食べ放題になりますよ。土鍋ごはんを思う存分楽しみましょう!

日々自分の足で農家や漁師の元を訪れ、地産の食材を探し、その魅力を伝えている安部料理長

ちなみに、お米は夜のコースで提供されている佐賀県産の「白石びより」……と思いきや、実は別もの。朝の土鍋ごはんには、安部料理長の同郷の先輩が育てているという、大分県宇佐市安心院町のひのひかり「どうぞ飯あがれ」を使用しています。朝食に合うお米を求めて食べ比べ、選び抜いた銘柄なのだとか。みずみずしい粘りとやさしい甘味がありながら、後味はすっきり。確かに朝からスルスルと気持ちよく食べられるおいしさでした。

加えて、味噌汁の合わせ味噌も、夜は柳川市の「鶴味噌醸造」、朝は東区香住ケ丘にある「田島屋味噌醸造元」のもの、と使い分けています。さすが安部料理長、なんて細やかなの~。

隣は一棟貸しの宿「白金はなれ」。
「朝をととのえる滞在」という体験を

また、4月18日には「やまや総本店」から道を挟んですぐ向かいに、最大11名まで宿泊できる一棟貸しの宿「白金はなれ」もオープン。“街にひらかれた、湯屋のはなれ”をテーマにした「やまや」初の宿泊施設です。

1階はエアブロー機能付きの内湯2槽を備える湯処。2階には、日本ベッド社製の上質なマットレス等を備える3部屋の寝室とダイニングが

白金エリアを拠点にローカルな街・人・食の魅力に触れ、夜はプライベート感あふれる空間でゆったりと。翌朝は「膳」で丁寧に整えられた朝食を味わいながら一日を始める——。宿泊が、“朝をととのえる滞在”という豊かな体験へと広がるのも素敵だと思いました。

おいしい朝ごはんが食べたいときは「やまや総本店 膳」へ。さらに自分を労わりたいときは「白金はなれ」へ、ぜひ訪れてみてください。

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この記事を書いたひと

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