8月1日(土)、ゆめタウン筑紫野に、三味9店目となる「元祖トマトラーメンと辛麺と元祖豆乳ラーメン三味(333) ゆめタウン筑紫野店」がオープン。連日行列ができ、8月だけでも、1万1000人が訪れるほどの人気となっています。今回の出店に関して、宮下社長にどんな思いがあったのか、伺ってきました
出店を決める経営判断は「縁」。常に挑戦者でありたい。
「ゆめタウン筑紫野は、私にとって青春の1ページでもある場所なんです」と語る宮下社長。
これまでも三味では、「母が歩いて来られる店を」と出店した古賀駅店、「妻の出身地だから」と決めたモラージュ佐賀店、「オーナーファミリーがトマトラーメンのファンで、母もよく通っていたから」と出店した照り葉スパリゾート店、「行政とともに地域貢献に取り組みたい」との思いから開業した水巻みどりんぱーく店など、さまざまなご縁や思いをきっかけに新たな店を開いてきました。
今回のゆめタウン筑紫野店にも、宮下社長ならではのストーリーがありました。
学生時代、古賀の実家から久留米高専へ通っていた宮下さん。1996年、九州で2番目となるゆめタウン筑紫野がオープンすると、学校帰りによく立ち寄っていたそうです。
「同じ年にキャナルシティ博多も開業して。大きなショッピングモールが次々にできたあの頃は、自分にとって青春の1ページそのものだったんです」
友人の家も近く、JR天拝山駅で途中下車しては、友人たちと過ごす時間を楽しんだ思い出の場所。そんな記憶と縁が重なり、今回の出店を決意したといいます。
「ありがたいことに、ほかの大手ショッピングモールさんからも常にお声がけをいただくのですが、100人いたら99人が選ぶような場所よりも、ご縁や思い出のある施設に出したいと思って出店を決意しました。でも、さすがに私の青春時代からは時間が経っていたので、今回の出店はひとつの賭けでした」
そんな思いを胸に踏み切った、ゆめタウン筑紫野店への出店。しかし、ふたを開けてみれば、ランチタイムは常に満席。土日には1日500人を超える来店客でにぎわうなど、上々のスタートを切りました。思い出の場所から、今度は多くの人に愛される店へ。三味の勢いはまだまだ止まりそうにありません。
サクッと飲みを楽しめるオトクなセットも登場!
9月からスタートしたのが、気軽に一杯楽しめる「せんべろセット」です。「ウィンナー10種盛り合わせ+生ビール」「4種類の餃子12個+生ビール」が各1100円と、どちらも驚きの価格。しかも、料理はしっかりボリュームがあるので、これだけでも十分お腹が満たされそうです。
うれしいのは、オーダーできるのが1日中ということ。ランチタイムに昼飲みを楽しむのはもちろん、仕事帰りにサクッと一杯、という使い方にもぴったりです。それにしても、このボリュームでこの価格とは……思わず二度見してしまうお得感です。
不動の人気を誇る「元祖トマトラーメン」も、年中365日営業時間中いつでも高校生までは330円、大学生は390円、年末まで一般の方も全種類のラーメンが500円で提供されています。
ますます物価高が叫ばれる今、なぜこの価格で提供できるのか――。宮下社長も、よく尋ねられるといいます。
「常に取引先との交渉は行っています。目先の利益に惑わされることなく、長くおつきあいできるところと信頼関係を築くことに尽きますね」。
そして、もうひとつ驚かされるのが、人材採用の強さです。今回の出店では、無料の求人情報サイトに掲載しただけで60人弱から応募があったそう。開店から1か月が経った9月上旬でも、毎日5~6人ほどの応募が続いているといいます。
「そのほとんどが“三味のラーメンが好きだから”という方なんです。10年前から頑張って学割を続けてきましたが、その学生さんがファンになってくれて、“アルバイトしたい”と手を挙げてくれる。本当にありがたいことです」
おいしいものを、できるだけ手頃な価格で届ける。その積み重ねが、お客さまとの信頼を生み、やがて働きたいと思ってくれる人をも育てていく。三味には、そんな好循環が生まれています。
今年からは、中学生が学校で取り組む「職業体験」の受け入れも福岡県内全域からスタート。地域に根を張る企業として、新たな社会貢献にも力を入れています。
一杯のラーメンをきっかけに、人と人とのつながりを育み、地域の未来へも目を向ける。店を増やすだけではなく、愛される理由を少しずつ積み重ねてきた三味。その挑戦は、これからも続いていきます。
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