「最近、食費が高くて家計が苦しい…」そんな人たちの間で注目されているのが「フードロスサービス」です。まだ食べられるのに販売期限が迫った商品や余ってしまった商品を、お得な価格で購入できるため、食品ロス削減だけでなく食費の節約にも繋がります。今回は、フードロスサービスの魅力や今注目されているフードロスサービスを6つご紹介します。
フードロスとは?
「フードロス(食品ロス)」とは、本来まだ食べられるのにもかかわらず廃棄されてしまう食品を意味します。日本のスーパーやコンビニ、レストランなどでは、売れ残ってしまった食品や傷や形が崩れ見栄えの悪い食品を処分してしまうケースが多く、その量は年間約523万トン。日本人が毎日1人あたりおにぎり1個分を捨てているのと同量と言われます。
食料不足問題が世界的に深刻化しているだけでなく、生ごみを破棄するのにも膨大なエネルギーを使うため、地球を守るためにも誰もがフードロスを解消していく取り組みを求められています。
フードロスサービスのメリット
そうした中、近年増えているのが「フードロスサービス」。Webやアプリのコンテンツを通じて消費者もフードロスの解消に参加でき、さらにお得な価格で商品を購入できるため、利用する人も徐々に増えています。
「フードロスサービス」は、文字通り廃棄前の食品を購入できるサービスです。仕組みとしては、店舗側が売れ残りそうな商品をwebやアプリ上に公開し、消費者が欲しい食品を選び予約&オンライン決済して購入する流れです。自分で店舗に受取りに行く「店舗受取型」と「通販型」の大きく2タイプがあり、以下のようなメリットがあります。
・通常価格の30~70%オフで購入可能
・パン、お惣菜、スウィーツなど多彩なラインアップ
・アプリは基本的に無料
・クレジットカードで簡単に決済可能
など
フードロスサービスを利用することで、まだ食べられるのに処分される食品を格安で手に入れることができるのが大きなメリットです。値引き率も高く、上手く活用すれば食費の大幅な節約を狙えます。
フードロスサービスはWebサイトだけでなくアプリで使えるタイプも
フードロスサービスには、アプリで利用するタイプと、アプリ、Webサイト両方で利用できるタイプがあります。
アプリ専門タイプ・・・Too Good To Go、TABETE(タベテ) など
アプリ、Webサイト両方で利用できるタイプ・・・KURADASHI(クラダシ)、LET、rebake(リベイク)、ポケットマルシェ など
アプリ、Webサイト両方で利用できるタイプであれば、専用アプリをダウンロードしなくてもWebブラウザ上で注文できるので、アプリに抵抗がある方でも気軽に利用することができます。
おすすめフードロスサービス6つを徹底比較
ここでは、今人気のフードロスサービスを厳選して6つ紹介します。どれも個性溢れるサービスなので、自分に合うものを見つけてみて下さい。

Too Good To Go(トゥーグッドトゥーゴー)
2015年にデンマークで誕生し、世界21ヶ国、1.2億人以上が利用している世界最大級のフードロスアプリです。日本には2026年に上陸したばかりですが、急速に加盟店が拡大しています。
注目の「サプライズバッグ」は、売れ残ったけれどまだおいしく食べられる食品を詰め合わせて販売する商品。アプリの注文画面では「パンの詰め合わせ」「スイーツセット」「デリカバッグ」などの商品表示となっており、購入するまで中身がわからないワクワク感も人気となっています。
Too Good To Go
TABETE(タベテ)
株式会社コークッキングが運営するフードロスアプリで、掲載店舗数No.1(3000店舗以上)、登録ユーザー数100万人突破の人気アプリです。「環境省 グッドライフアワード 環境大臣賞 優秀賞」、「内閣府 日本オープンイノベーション大賞 環境大臣賞」など、様々な受賞実績もあります。
食品を購入することでアプリ内のレスキューレベルが上がり、何グラム程度食品ロスを解消できたのかを数値で確認できるため、ゲーム感覚でフードロス削減活動を体感できる点も魅力です。
LET
株式会社レットが運営するフードロスサービスです。余った在庫食品だけでなく、型落ち品、規格外品、見切り品、B級品などの食品を扱っているのが特徴的です。例えば「作りすぎちゃって破格販売」のようなユニークな商品も溢れています。Webサイトとアプリの両方で利用できます。
ポケットマルシェ
株式会社雨風太陽が運営する“直産専門”のフードロスサービスです。野菜、果物、魚、肉、米、卵など約1万3000点を超える食材を、現地から直販で購入できることが魅力です。出品者の100%は農家や漁師であり、生産者の情報をアプリ内で確認できます。
市場には出回らない珍しい産地直送食材や、訳アリなお買い得食材にも出会えるため、普段味わえない食材を探している方にもおすすめ。Webサイトとアプリの両方で利用できます。
KURADASHI(クラダシ)
株式会社クラダシが運営するフードロスサービスです。お肉、お菓子、お米、お酒など様々な食品を扱っています。半額以下の商品が多数あることが魅力で、クーポンやセールも行っています。
無料で利用可能ですが、月額550円(税込)の有料会員になると月に何回買い物をしても送料無料となるため、多用する方は有料会員も検討すると良いでしょう。Webサイトとアプリの両方で利用できます。
rebake(リベイク)
合同会社クアッガが運営する“パン専門”のフードロスアプリです。全国1500店以上(日本最大級の登録数)のパン屋から、品質は問題ない「ロスパン」を購入できます。
どんなパンが送られてくるかはその日の状況によりパン屋さんにお任せとなりますが、お手頃価格で様々なパンを食べられるため、満足度96%(2026年5月リベイク調べ)の高い人気を獲得しています。パン好きにはたまらないアプリでしょう。Webサイトとアプリの両方で利用できます。
どれくらい節約できる?
フードロスサービスのほとんどの商品は、通常価格の30~70%オフ程度で購入できます。例えば通常価格1000円のパンの詰め合わせセットがフードロスサービスでは50%OFFの500円で販売されていることがあります。この場合、1回の利用で500円の節約となり、月に10回利用すれば単純計算で月5000円の節約となります。
「70%OFF」「80%OFF」のように割引率が非常に高い商品もあり、そうした商品を狙えば更なる節約も狙えます。
ただしギフト品などは元々の価格が高め
フードロスサービスでは、高級米や高級ハムなど、ギフト品にするような高価な品も販売されています。そうした品は「70%オフ」のように割引率が高かったとしても、元々の価格が高額なため、大きな出費となってしまうことがあります。割引率だけでなく元々の価格にも注目して利用することが大切です。
利用する際の注意点
最後に、フードロスサービスを利用する上での特有の注意点を4つ紹介しますので、頭に入れておきましょう。
賞味期限・消費期限に注意
フードロスサービスで購入できる商品の中には、売れ残り品や賞味期限・消費期限が近い品も少なくありません。安いからといってたくさん買い過ぎると期限切れに悩まされることにもなりかねません。
購入前にアプリ上で表示されている賞味期限・消費期限をよく確認し、食べられる量のみ購入することがポイントです。
商品を自由に選べないこともある
サービスによっては、売れ残り品をセットでまとめて販売することがありますが、含まれる商品は自由に選べないことが多いです。
何が入っているか分からないワクワク感を味わうことはできますが、悪く言えば好みでない商品が入っていることもあるため、その点を理解した上で利用しましょう。
キャンセル・返品がしにくい
フードロスサービスで購入する商品は、一度注文するとキャンセルや返品ができないケースが多いです。そのため本当に必要なのかをよく考慮し注文することが大切です。
通販型は送料が発生することがある
フードロスサービスには、「店舗受取型」と「通販型」の大きく2タイプがあります。店舗受取型は店舗に受取りにいくため送料は発生しませんが(交通費は発生しますが)、通販型は自宅へ郵送されるので、送料が発生するのが基本です(ただし有料会員となると送料が無料になるケースもあり)。そのため通販型を利用する際は、食品の本体価格だけでなく送料も含めた上で価格を判断することが大切です。
以上、フードロスサービスについて解説しました。今回紹介したようにサービスを使えば日々の食費を節約できる上に、フードロス問題の解決にも貢献できます。食費を節約したい方はこの機会に一度試してみてはいかがでしょう。
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