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鉄の芸術家!ZUBEさんの挑戦

ビジネス

使うのは全て鉄の廃材。鉄の芸術家、藤本髙廣(57)さんことZUBEさんの手にかかれば車のエンジン、鍬、スコップ全てが芸術作品になる。ZUBEさんは親から引き継いだ鉄工所で個性的な照明器具などの室内装飾を作り、建築家たちから人気が高かった。しかし突然の廃業宣言、心機一転、芸術家一本で生きる決意を固めた。とはいえ収入があるのは作品が売れたときのみ。つまり収入はほぼ0円だ。作品に使う材料代にも事欠き、鉄工所時代に使っていた機械を分解するほどだ。そんなZUBEさんに新たな依頼が舞い込んだ。阿蘇郡小国町にある<坂本善三美術館>主催のイベント、「地産地生展」。その地で使われていた鉄で作品を作り、その町に飾り、元気を与えるというもので、ZUBEさんの夢でもあった取り組みだ。
約6ヶ月間、小国町に住み着き、廃材を集めながら作品作りを行ってゆく。“形の持つ力”に魅せられたZUBEさんの挑戦が始まった。
(制作:RKK熊本放送 / ディレクター:久保田 泰代)

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