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大家族 穴井さんちの相撲道

大分県日田市の5男1女の大家族、穴井さん一家。穴井さんちは相撲一家で、県内でも強豪と名が響く地元の子ども相撲クラブに現在、長女の紗佳さん、三男の翔大くん、四男の朔也くんが通う。稽古では姉弟同士ぶつかるも小柄で大人しい朔也くんは、やはり姉や兄には敵わない。それでも悔し涙を浮かべながら「がんばりたいから。1位になりたいから」という思いを胸に何度も立ち向かっていく。
稽古が終わっても真剣勝負は続く。家族みんなで食卓を囲むと1升以上のお米はあっという間に空っぽに。食後はいつも長男・悠弥さんが一人一人に相撲のアドバイスを口にする。稽古ではいつも泣いている四男・朔也だが兄弟の中で一番相撲のセンスがあると、長男は言う。兄弟の絆は相撲でもつながっている。7月に地元・大分で開かれたちびっ子相撲の大会には3姉弟揃って出場。普段穏やかな朔也くんもこの日はライバルたちを圧倒し、見事2年生の部で優勝を果たした。
日々兄弟に揉まれ稽古で揉まれる朔也くんは相撲の魅力について、「勝ったらうれしいから」の一言。兄弟で切磋琢磨しながらひたむきに相撲に打ち込む姿と、大家族の中で愛情を受けながらたくましく成長していく姿を追う。
(製作:OBS大分放送/田中 智基 )

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