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ようこそ湯平へ!!

ビジネス

江戸時代より山間の湯治場として栄えてきた大分県由布市湯布院町の湯平温泉。
かつては「東の熱海」に対して「西の横綱」とも言われ、多くの人たちで賑わっていたが、近年では客足が遠のき、全盛期には60以上あった旅館も、現在は
20にまで減少した。その中で、口コミサイト、トリップアドバイザーの2017年日本の旅館部門で九州一位・全国3位という評価を受けた旅館がある。客室わずか7部屋の山城屋旅館だ。
何と宿泊客のほとんどが外国人観光客だという。旅館を運営するのは,二宮謙児さん(57)博美さん(50)。外国人観光客の誘致に取り組み、わずか10年という期間で湯平一の有名旅館まで成長させた。海外から訪れるお客の不安を取り除く為、SNSなどを活用した丁寧なサービスが宿泊者たちから好評だ。また、女将の二宮博美さんは持ち前の明るいキャラクターと独自で勉強した語学力を活かして、最大限のおもてなしを発揮している。
「せっかくこんな田舎に海外から来てくれるんだから、私達ができる限り最高のおもてなしをしたい、それがひいては、地域全体の活力に繋がるはずだ」
斬新なインバウンドへの取り組みで湯平の地域再生に奮闘する夫婦に迫る。
(製作:OBS大分放送 / 都甲 尚伸)

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