PageTopButton

トライの先に ~兄弟でつかむ金メダル~

激しいタックルで観客を魅了する「車いすラグビー」を見たことはありますか?
パラリンピック競技の中で唯一、車いすでの接触が許された種目で、プレーの激しさからマーダーボール(殺人球技)とも呼ばれています。その迫力とスピード感は、両手両足に障がいがある選手たちのプレーとは思えないほどです。現在、世界ランキング3位の日本ですが、一昨年の世界選手権で優勝、今年の東京パラリンピックでは、金メダル候補に挙げられています。その日本代表候補の一人が福岡にあるクラブチーム「福岡ダンデライオン」に所属する乗松聖矢選手(29)。約1万人に一人と言われる難病を抱えながらプレーしています。全国のクラブチーム日本一を決める日本選手権。福岡ダンデライオンの目標はベスト4です。しかし、前回大会は1勝も出来ず、最下位に終わりました。果たして、乗松さん率いる福岡ダンデライオンは、ベスト4入りを果たすことが出来るのか?乗松選手には同じ難病を抱え、同じ競技で日本代表を目指す兄・隆由さん(33)がいます。
目標は兄弟揃っての日本代表入り。そして、金メダルを胸に国歌を歌うこと。その高き目標は叶うのか、その道のりを追いました。
(製作:RKB毎日放送 / 筒井 浩)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

radiko 防災ムービー「あなたのスマホを、防災ラジオに。」
radiko 防災ムービー「いつでも、どこでも、安心を手のひらに。」