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15回目は大宰府の伝説を探して大宰府を歩きます。

令和の時代に入り一時は大宰府が梅花の宴の地として大変にぎわいました。
この番組でも梅花の宴が行われた大伴旅人の屋敷は一体どこであろうか、という場所探しもやりましたが、今年も、そんな大宰府を歩きます。
今回は大宰府の伝説をさがして歩きます。
御案内を古都大宰府保存協会・学芸員の田中健一さんにお願いしました。
スタート地点は水城の東門跡から歩きます。
大宰府の伝説はいろんなところにたくさんあります。東門跡をほんの400メートル歩いたところで、たくさんの話が埋まっていました。
旧日田街道が二日市方面に通じた道路を歩きました。まず、街道沿いにでてきたのが衣掛天満宮。菅原道真公にちなむ神社です。
ここには姿見の井という、道真公が旅に疲れた自分の姿を見たという井戸の跡があります。
さらに神社には衣をかけた松が神社の扁額として残っていますした。
ここから、ほんの少し歩いたところに宝満隠しという面白い名前と面白い伝承をもった場所もありました。

古代の福岡を歩くレポート(中島理恵)

太宰府天満宮の御神牛像。
ご祭神の菅原道真公と牛のご縁が深いので、奉納されたものです。
天神様の生まれた年は丑年。
道真公の墓所でもある太宰府天満宮本殿の場所を決めたのは牛。
そのエピソードゆえ、御神牛は全て臥した牛なんです。
また、頭をなでて知恵を授けてもらう知恵牛なんです。
すぐに思い浮かべられるあの像、と、あの像、の他にも9つ。
全部で11体あるのですよ~。
木の陰や岩の上など、探してみてくださいね。
太宰府天満宮・権宮司の味酒安則さんにご案内いただきました。

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