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【特集】風船が紡いだ卒業生へのプレゼント

飯塚市のある小学校から心温まる素敵なエピソードが届きました。
学校行事で飛ばした風船がはるか彼方へ飛んでいき、思いがけない展開に…。
人と人が距離を取らないといけない状況が今続いていますが、風船がきっかけとなって遠方に住む人同士が繋がりました。

きっかけは、卒業生が5年生の時に行われたヒマワリを種から育てる学校行事。
種は大きく成長し、綺麗な花を咲かせました。
みんなで育てて収穫したヒマワリの種と一緒にメッセージをつけて風船で飛ばしたのです。

風の向くまま飛んで行った風船は…
人がいない「山の中」でもなく、「海の中」でもなく、北九州・小倉に辿り着きました。
飯塚市の内野小学校からの距離は、「およそ50キロ」
届いた先は、小倉北区にある「デイサービスセンター」。
高齢の方が日帰りで通う健康施設です。

風船が見つかった場所が、ウソのような本当の話。
なんと「施設の中にある花壇」だったのです。
そのひまわりは立派に花を咲かせました。

その報告を小学校にしたことをきっかけに交流がスタートしたのです。
手紙やしめ縄飾りなど、コロナ禍でお互いを励ますやりとりが続きました。
そして卒業式に、お年寄りの方々から子どもたちに贈られたのはカワイイ手作りブローチでした

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