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これってもしかして『おじさん・おばさん構文』?グループLINEのリアクションに悩む…ITジャーナリストが伝える大人のLINEお悩み対処法5つ!

今や連絡ツールとして欠かせないLINEですが、その文面に、世代間ギャップが 存在しているそう!画像のような文章…実は、このような文章をZ世代は『おじさん構文』又は『おばさん構文』 と呼んでいるんです。若者が受け入れなれないこのLINE、一体なにがダメなのでしょうか?

さらに全世代に共通する「LINEあるあるお悩み」…”昼夜問わずに来るライン””会話が終わりにくい””人数が多いグループだと発言を控えてしまう”…などなど。SNS事情に詳しいITジャーナリストの高橋さんを迎え、今更聞けない「LINEコミュニケーション術」をお聞きします!

若者が受け入れられない「おじさん・おばさんLINE」

最初に登場した「おじさん・おばさん構文」。残念ポイントは・文章が長い・絵文字が多い・自分のことを書きすぎる(自虐や近況報告など)・あいうえおが小文字・カタカナ、句読点が多い、など。ちなみに三点リーダー「…」は大人世代は「余韻」を表すことが多いのに対して、10代にとっては「困惑」を示す場合が多いそうなので、世代間で解釈も変わってくるようですね。

スタジオでも、おじさん度をチェック!土居さんはおじさん度60%という判定。ではZ世代はどのようにLINEを打つのか?というと、・短めの文章・絵文字は使わないというのがセオリー。友達同士のLINEともなると、もっと文章が短くなり、単語でのコミュニケーションが通例です。
では、なぜ世代間ギャップが生まれてしまったのでしょうか?

連絡ツールの歴史を見ると、2004年に コミュニケーションツールのミクシィがサービス開始。スマホが出てきたのは2007年~2008年。一般的に普及したのは2009年ごろからでした。この歴史で注目するのは、今のおじさん・おばさん構文になる方は、ガラケーを使っていた世代に多いということ。

ガラケーはいつ読まれるか分からない『メール』なのでそれだけで完結させる必要があるため、文章は長くなり、文字で埋め尽くされた画面が黒っぽいことから“黒メール”などと呼ばれ嫌われていました。おじさん・おばさんは、その時に身につけた文章コミュニケーション術のまま、アップデートされておらず、年下とネットコミュニケーションをする場合、嫌われまい、怖がらせまいとこの長い文章に絵文字をたくさん使いがちになるのだとか?

つまり、おじさん・おばさんLINEは「ガラケーの名残」「相手を思いやる気遣い」からの文章。その一方でのZ世代は生まれた頃からスマホやSNSがあるネイティブ世代。LINEでもチャットのように、短い文章でやりとりするのが特徴で、待てない・待たない・タイムパフォーマンスや効率性を求める世代と言われています。変換に時間がかかる絵文字は使わないし、句読点部分で送信してしまうので文章が短く、句読点もありません。

おじさんおばさんLINEの方が若者とLINEをする際は、若者世代はコミュニケーションが違うと知っておくといいかもしれないですね。

LINEあるあるお悩みごと

Q,仕事の上司・PTA・取引先から”LINE友達の申請”断りたいときは?

A,『LINEはあまり見ないので、すぐに返事ができず、ご迷惑をかけてしまうかもれな
い・・電話やメールの方が早く連絡が取れます』と上手に断る。自分が負担にならな
いビジネスツールを提案しましょう。すぐにお返事するならSMS(ショートメッセージ)
もしくは電話だと可能だと提案しましょう。

Q,ママ友・PTAなどの“グループLINE”1つの発言に対して、数人が答えていたら、自分も答えなきゃと思ったり、続く「リアクション」 「了解」の羅列。自分も反応すべき?

A,全員が反応していくと 全員にプッシュ通知がいってしまいうるさく迷惑なもの。
通知をOFFにして、時間があるときにまとめてチェックするとよいでしょう。
また、最近追加された機能により、相手の投稿に長押しするとリアクションスタンプが出てきます。それで対応しましょう。

会った時の心遣い・ケアがあれば義務的に返信しなくてOK。SNSは義務のように頑張りすぎると“SNS疲れ”というものにつながるので、自分のペースですることがポイントですよ!

Q,”グループの会話”途中で抜けたい時、うまく抜ける方法は?

A,電話がかかってきた、宅急便、夫、子供、姑、仕事など、みんなが共感しやすいことを言い訳に抜けましょう。抜けた後は、戻る必要はないですが、後で会話の流れを確認し、返事する必要があるものには返事をするようにしたらいいかもしれません。

Q,職場・PTAの人に”お礼”を伝える場合、LINEでお礼を伝えるのはアリ?なし?

A,LINEでの連絡は、年齢が高い人ほど失礼に感じる割合が高い傾向にあります。
丁寧な文章など、気を付ければ問題になりにくいと思われますが、朝早くや夜遅くだと迷惑になるので9時~20時くらいのビジネスアワーに送るのがオススメ。
特にお世話になった場合は、LINEだけではなく、やはり対面でお礼を伝える方が気持ちが伝わりやすいですね。

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