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専門家に聞いたドラッグストアで購入できる“睡眠の質を上げる”おすすめ商品

ドラッグストアやスーパーなどでよく見かけるようになった睡眠の向上や改善の機能がある機能性表示商品。睡眠に関しての商品は今やドリンクだけではなく、様々な商品が発売され、一大ブームとなっています。
「睡眠」には、こころ・脳・体の休養・疲労回復だけでなくストレス緩和や免疫機能増加など様々な役割があります。まさに、睡眠は健康につながっています。福岡市天神で睡眠の質を聞いてみると「すっきりしない」という声が多く聞かれました。

ドラッグストアには、健康食品をはじめ、首の周りを温めるカイロや蒸気で目元を温めてリラックスできるものなど、睡眠の質の向上や改善機能商品がずらりと並んでいます。健康食品はこの3年で2倍の売り上げ、市場規模はここ10年で10倍ほどになっていると言います。

本庄アナが見つけたのはカルビーから発売されている「にゅ~みん」という商品。睡眠の質を高め、起床時の疲労感を和らげる…と書いてありますが…?中には赤いシートが入っていて、1日1枚を目安に寝る前に口内の上あごに貼るだけのフィルムタイプの商品。水もいらないので気軽に利用できます。ほんのり甘くておいしいんだとか。

最近では、食品メーカーが手掛ける商品も多く見られるようになってきています。お菓子の感覚で簡単に食べられる健康食品も多く登場し、ニーズとして販売も伸びているとのこと。今後ますますいろいろな商品が出てくるのではないでしょうか。
そして、ドラッグストアやコンビニで多くみられるものが「睡眠改善ドリンク」。金額は一本あたり150円前後が多く、去年9月に発売された「ピルクルミラクルケア」は3か月で3600万本以上が売れている人気ぶり。睡眠改善ドリンクが人気となった理由は、リモートなどのコロナ禍での働き方の変化や、睡眠がとれない眠れない人が増える中、睡眠に特化した商品のSNSでの話題性などが上げられます。

実は日本人は世界で一番睡眠を取っていないと言われていて、15歳から64歳までの平均睡眠時間を比較してみても、日本の睡眠時間は平均7時間22分と、世界各国の睡眠時間より1時間ほど短いというデータもあります。

睡眠医学が専門の久留米大学の内村学長は、今の日本人はスマートフォンを使ったり、ゲームをして夜遅くまで起きていることが多く、また子供も夜塾に行って明るい光を遅くまで浴びていたりという生活習慣や環境の中でどう対応していくか?何らかの形で睡眠をよくしようという理由でドリンクや薬が出てきている時代の流れになっているのだと言います。最近では、腸内細菌を整えることによって脳の機能を高めて睡眠を促す、という考え方があったり、ストレスが多くて眠れないという方はGABA系のドリンクが合っていたり、と「睡眠改善」と言っても商品それぞれに違う機能があり、自分の睡眠の質にあったものを見つけることが必要だということです。しかし、どの商品も短期間で効果を求めるのは難しく2週間から4週間ぐらい使ってみて体にあうかどうかを見つけることがオススメです。

私たちにとって大事な「睡眠」。いかに質のよい睡眠をとるかが健康管理にも大きくつながっています。

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