PageTopButton

松本ホテル花月

「松本ホテル花月」は松本民芸家具が館内に配された宿です。どっしりした温かみのある作りにしっかりした彫りやデザインが組み合わさって、いい雰囲気を醸し出してます。

明治29年創業で、今年114周年を迎える「松本ホテル花月」は、松本市内の洋風デザインのホテルでは一番古くからの営業です。喫茶室の入り口に掲げた看板は当時のものだそう。

天井の梁を活かした部屋の旧館と、すっきり気持ちのいい部屋の新館があって、私は新館に泊めていただきました。幸運にも部屋の窓から国宝・松本城が見えました!営業部長の松岡一成さんは「松本城まで歩いて、早い方だと3分くらいなんです。朝、場内を歩いて散歩するのも気持ちいいですし、一部舗装されて走りやすいところもありますからランニングするのも気持ちがよくてオススメです」とおっしゃってました。また、ホテルの周りは白壁の蔵が並ぶ街でもあるので、これまた散策していて楽しいんです。松本の城下町はアルプスの雪解け水が湧き出た水があちこちにあふれていて、それをめぐるのも大きな楽しみなんですが、このホテルもすごい湧き水をお持ちなんです。飲食はもちろんお部屋の水道、大浴場まで全て自分のところの湧き水でまかなってるそう。ゆえに、このお風呂のお湯がいいんです!温泉ではないけれど、さらっとしつつも滑らかな肌触りなんです。湯冷めしないとお客さんにも好評だそう。さすが松本の名水!街のまんまんなかの便利なホテルで、細胞のすみずみまで気持ちよさが行き届くようなお風呂を楽しめるなんて、すごいことです。夜11時までは立ち寄り湯(600円)も受け付けてらっしゃるので、地元の方も通ってらっしゃるとか。また、若女将の手作りくるみクッキーやシフォンケーキをお土産に買うのもオススメです。
□松本ホテル花月 → http://hotel-kagetsu.jp/

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう