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松本あさま温泉 ホテル玉之湯

松本市内の温泉のひとつ浅間温泉は、万葉の時代…1300年前には源泉が発見されていたとのこと。松本城のお殿様が奥座敷として利用してから300年来、温泉街として発達してきたそうです。無色透明の単純泉は、肌に優しくよくあたたまるとお客様に好評だそう。「ホテル玉之湯」で出迎えてくれるのは、元気で明るくユニークなご主人・山崎良弘さんと女将さん・山崎圭子さん。

その素晴らしいお湯を独り占めできるのが、宿の5階に作られた「展望貸切風呂」です。山向き、街向きと両方向ありますが、いずれもとっても気持ちがいいっ!朝入った私は、透明な空気に満たされつつお湯に浸かり、細胞の一つ一つがきらきらするようないい気分を味わわせていただきました。夜入った葉山さつきさんによると「星が降るような気持ちのよさを感じた」とのこと。これは、ぜひぜひ体験していただきたい。

玉之湯のテーマは「元気になれる宿」。食事もそれに沿ってます。各人の夕食のコース料理と合わせて、地元のオーガニック野菜や季節の山菜を使った郷土料理が並んだバイキングコーナーが利用できるようになってるんですよ。「年配のお客様には、コース料理を少なめにしてバイキングを多めに…」など、提案してくださいます。毎月季節感を取り入れるオリジナル旬菜盛りも風情があっていいですよ。7月は七夕でした。
また、ご主人の手打ちそばもハイレベルなおいしさ!信州のおいしさを満喫いたしました。

お部屋も、ゆ~ったりと気持ちの休まるいい雰囲気です。

さらに玉之湯の夜はほぼ毎晩ライブが行われています。なかなか心あたたまる良いライブです。よーく見ると(いえ、ちらっと見ても)ご主人がライブのメンバーに入ってることもあります!

また玉之湯のそばには「つけもの喫茶」なるお店があります。その名の通り、つけものをつまみながらお茶を飲む喫茶店です。実は、信州人はお茶が大好き。出がらしになるまでがぶがぶ飲むのだそう。人が来たら、野沢菜の漬け物やたくあんなどを並べて何時間でもお茶とおしゃべりを楽しむのが基本だとか。つけもの喫茶には、玉之湯の女将さんの「信州の文化を県外の人にも味わってもらって、“信州にはこんなおいしい漬け物をつけられるおばちゃんがいっぱいいるんですよ”と紹介したい」という思いが詰まっているんです。きゅうりのはりはり漬けや切り干し大根のはりはり漬け、わさびの茎漬けなど(一皿150円)をいくつか選ぶと急須に入ったお茶はサービス。がぶ飲みできるよう(?)ポットが一本添えられます。ディープな信州体験、ぜひお試し下さい。
□松本あさま温泉 ホテル玉之湯 → http://www.asama-tamanoyu.co.jp/

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