2016年第22回
制作:ＲＫＢ毎日放送
ﾃﾞｨﾚｸﾀｰ:川内 信江
世界の大舞台、パラリンピック。車いすマラソン代表選手として、 ３度目の出場を決めた山本浩之さん（５０歳）。
「走ることは、自分にとって羅針盤のようなもの。人生を楽しくしてくれる」という 山本さんだが、５年前、悲しい出来事が起きた。
高校生の息子、寛大さん（享年１６）が飲酒運転の車にはねられ、この世を去ったのだ。
「頑張る親父の背中を見ていてほしい…。」 幼いころ、いつもレースの応援に来てくれた寛大さんに、言葉では伝えなかったものの、 思いを込めながら走り続けてきた。事故後、競技用の車いすには 「飲酒運転撲滅」を訴えるステッカーが貼られた。 陸上を始めて１６年。コーチもおらず、独学で走りを極め、世界で戦えるまで登りつめた。 車いすマラソンの日本代表選手としては、最高齢５０歳での出場だ。夢は決してあきらめない、 続けていれば絶対叶うと、山本さんは言う。「世界一」を天国の息子に誓う、山本さんを追った。
制作:ＲＫＢ毎日放送
ﾃﾞｨﾚｸﾀｰ:川内 信江
世界の大舞台、パラリンピック。車いすマラソン代表選手として、 ３度目の出場を決めた山本浩之さん（５０歳）。
「走ることは、自分にとって羅針盤のようなもの。人生を楽しくしてくれる」という 山本さんだが、５年前、悲しい出来事が起きた。
高校生の息子、寛大さん（享年１６）が飲酒運転の車にはねられ、この世を去ったのだ。
「頑張る親父の背中を見ていてほしい…。」 幼いころ、いつもレースの応援に来てくれた寛大さんに、言葉では伝えなかったものの、 思いを込めながら走り続けてきた。事故後、競技用の車いすには 「飲酒運転撲滅」を訴えるステッカーが貼られた。 陸上を始めて１６年。コーチもおらず、独学で走りを極め、世界で戦えるまで登りつめた。 車いすマラソンの日本代表選手としては、最高齢５０歳での出場だ。夢は決してあきらめない、 続けていれば絶対叶うと、山本さんは言う。「世界一」を天国の息子に誓う、山本さんを追った。
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