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虹の向こう側へ架け橋を|アナウンサーコラム

チューリップの名曲「青春の影」との出会いは、1年ほど前。ふとテレビから流れてきたカバー曲だった。今までも耳にしたことがあったのだが、聴き終わった瞬間、たまらず私は隣にいた母に質問した。「これ、誰が作った歌?」と。

心に染みわたるメロディーと、彼女と結婚しようという覚悟をつづったロマンチックな歌詞。でも、どこか現実と隣り合わせの雰囲気で、しまいには、大好きな彼女を"ただの女"呼ばわり。「え、特別じゃないの?ちょっと、聞き間違った?!」もう一度聴きたくなったのだ。

「ほら、財津和夫さんよ。福岡出身で...」と話す母のかたわら、私はスマホに表示された歌詞を読み込んだ。白馬の王子が迎えに来るというような夢物語ではなく、結婚って、現実で日常なんだよと言われている気がして、27歳の独身は妙にうなずいてしまった。どんな心境で詞を書いたのか、いつか真意をご本人にうかがってみたい!!まさか、その願いがわずか半年で叶おうとは...。

4月からラジオの新番組を担当している。番組名は「財津和夫 虹の向こう側」。そう、夢に見た財津さんだ。でも、私だけではない。番組には、財津さんの音楽へ熱い思いがたくさん届くのだ。その全てを財津さんに聴いてもらう、それこそが、これからの私の役目だと思っている。

7月3日(土)毎日新聞掲載



グランドメゾンpresents 財津和夫 虹の向こう側 日曜18:15 OA
財津和夫がふるさと・福岡のこと、また、上京後の日々を振り返り印象的なエピソードを語ります。 アメリカンポップス、ビートルズや、同時代を生きてきたニューミュージックといった音楽が語りのスパイス。 時には福岡に来るアーティストをスタジオに迎えてのトークも。リスナーからいただいたお便りにも応えながら、日曜日の夕方、「明日から、ちょっと、がんばろう」皆さんにそう思って頂けるひとときです。

武田伊央 RKBアナウンサー。 福岡県福岡市出身。
担当番組:タダイマ!サンデーウォッチ など。

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